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歴史が息づいている小野路


町田| 図師小野路| 野津田小山田



 芝溝街道からはずれた小野路は、古い町並みが残っています。かっては ここは「町田」の中心地でした。相模や武蔵の一部を含めた35か村をとりまとめる寄場名主が居をかまえていたのです。

 明治以降はすっかりさびれてしまいましたが、道の両側に小川が流れ、透かし模様の長藍い板塀、長屋門に往時がしのべます。
 小野路は武蔵や秩父からの大山詣での宿場としても栄えました。近藤勇、土方歳三ら後の新撰組の幹部たちもこの名主屋敷に出稽古に、やってきたようです。だから この地にいまものこる名主宅に数々の遺品が残っています。
 今、この道は多摩ニュータウンへの近道になってしまいました。車のすれ違いもままならない狭い道に 車がどっと押し寄せてきます。地元でもたまらず道路の拡張をせざるを得なくなりました。せっかくの小川も暗渠になるようです。

         
 
小島資料館

江戸時代に寄場名主をつとめ、新撰組で知られる近藤勇、土方歳三らと親交のあった小島家の歴代資料や美術品を展示、公開している。近藤勇の木刀や稽古着、小野路農兵隊の具足なども展示。小島家4代の当主が書き残した「小島日記」は歴史資料としても貴重。資料館は第1・第3日曜日の午後だけ一般公開。500円。 п@042−735−2046

小野路城跡

 小野路は小高い山に囲まれ、前山には鎌倉時代の城跡がある。小山田二郎重義の居城で、東京の城跡としては最古だとされる。一段と高いところが城跡、いまは雑木の中に、ほこらが一つあるだけ。城跡に近い窪地にある水たまり。年中枯れることがなく城の飲料水に使われていたらしい。
 この水たまりは「小町井戸」と呼ばれている。近くの寺の縁起には、眼病に悩んだ小野小町がここに滞在、この水で目を洗い続けると眼病が治ったという。