曇りのち晴


鯰のひとりごと

 ホームページ本文の改訂がままならないので、代わりに表紙の部分におもいつくままに字を連ねています。文字通りのひとりごとです。知人から、それもホームページに組み込んだらといわれて、このコーナーに収録することにしました。「なまず」の近況報告です。   
☆ 過去のひとりごと                         
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   ☆ みんなが怒っている

 国会周辺での安保法案抗議集会に参加した。あべ政権の”暴挙”に、なにもしなかった自分が悔やまれるとの思いからです。70年安保闘争ではこの国会前は学生らの激しいデモに揺れました。当時の私はそれを取材する傍観者でした。     この日は暴政に声をあげる参加者。前を歩くのは中年の女性グループ、子連れやベビーカーを押す若い人も目立つ。政党にも組織にも組しないただの人たちがこの日、国会周辺の道路を埋めつくしていました。20150901

   ☆ なにげない自然なのですが

 ひさびさ さとやまを歩きました。同行したのは近くの桜美林大学の留学生たち。梅雨空の下、雨にうたれた谷戸田は一面 高フ世界でした。 野草が精いっぱい背伸びしてます。草むらのちいさなネジバナが赤い穂先を誇っているよう。     野鳥の甲高い鳴き声に お喋りな学生たちも声をひそめた。「この風景は幼い頃のわたしのふるさと」と韓国の留学生はいう。かたわらの米国の学生も うなづいて、やがて母国の話になった。自然は人を優しくしてくれるものだとふっと思いました。

☆ ただいま 家事自習中

 「毎日の食事どうしてるの」。自炊生活が2ヶ月になるのに友人たちはいまだに不審そうに聞く。よほど不器用な男とみられているらしい。実際には いまだにIPAD片手に「家事 自習中」なのです。変われば変わるものです。 晴れた朝、頭に浮かんだのは「歩き日和」でした、ところがいまでは「洗濯にいい天気」。スーパーでの買い物にも迷う。とりあえずは売れてる品をカゴにいれることにしている。生活の知恵が少しづつ身についていくようです。(20150702)

☆ なぜ急ぐのか 安保法案

 1ヶ月ぶりの更新です。この間 変わらず病院通いが続きました。キナ臭い安保関連法案の動きも新聞の斜め読みで知るていど。干した洗濯物やゴミを出しが気になる日常です。 低山を歩こう、草花を見歩こう、雑学を話合おう などの友人たちの誘いに気持ちは動くのですが。桜美林大の講座だけは引き受けました。朴の花が散った庭に ことしもユスラウメが赤い実をつけました。(20150525)

 ☆ 朴の葉陰で新居の相談か

 ベランダのガラス戸を開けるとほのかな香りが漂ってきました。ことしも庭の朴の木に大輪の花がつきました。朴の木で 花が開くのは 陽当たりがいい樹の頭付近から。ことしも香りが開花を教えてくれたのです。眺めているとキジバトがつがいでやってきた。いつもは出遅れるおっとりした鳩たちだが、高フ木陰で巣作りでも話合ってるのだろうか。 そして常連の雀たちもにぎやかに枝にとまります。わが家にも穏やかな風が吹いてきたようです。(20150426)


 ☆ 春の嵐が去ってー青葉の季節

 きのうは春の嵐でした。この日もまた往復3時間の道のりを横浜の大学病院に急ぎました。家人の快復は今ひとつなのですが、春雷の去った青空を念じて車を走らせました。今朝は曇り空、庭の朴の木は違わずたくさんの蕾をつけ、開花を待っていました。草むらでは 芽吹いたランが  小さな黄色い花を鈴なりにつけています。いつの間にか小さな庭は 生き生きした青葉の季節でした。(20150420) 

  ☆ さくらの花がが白っぽい

桜散るなか 春が戻ってきました。4月半ばというのに今朝の気温は6度。”花冷え”にしては寒すぎる。そういえばこの春の桜は、どこか白っぽくみえる。気のせいだろうか。年初からの身辺の不調は、家人の長期入院できわまった感じ。白内障の手術の不手際が網膜剥離を呼び込み、    その手術後の安静中に血管系の病気を発症してしまった。さくらに代わって庭のホオノ木の芽吹きが始まった。(20150410) 

☆ ようこそ庭の福寿草

 庭先の福寿草がやっと花をつけました。野鳥たちに踏みつけられて、この春の開花は諦めてました。年初から身辺で「不調」続きで、少々落ち込んでいた折りだけに 冬を耐えた福寿草の開花に元気をもらいました。  たまたま地元の「野草の会」の立ち上げにも加わることになって、遅まきながら花にあやかっての再スタートです。

☆ 2015年初春

 この元旦は小雪がちらつく寒い日でした。ことしも近くの寺社詣でで明けました。願い事はたくさんある筈なのだがいざ神殿に向かうとしどろもどろ、「ことしもよろしくお願いします」で結びました。  そしてことしの賀状には「気ままでゆっくり町田の日々を過ごしてます」と近況を書き加えました。

★小さな庭も冬の備え

 もう師走です。家の庭も冬を迎える装い。朴の木は、ささやかな風にも反応して葉を落とします。大きな葉は、一夜にして小さな庭を埋めつくします。けさも一枚づつ300余枚を拾いました。舞い落ちる落葉が一段落したためか、いつもの雀たちがシジュウガラやアオジと群がってやってきます。 冬の前に見られる「混群」。多くの眼で外敵を警戒しながら冬に備えて餌を探す野鳥たち。生きる知恵なんです。いよいよ師走選挙。惑わされなく2年を検証したい。(20141210)

☆ 師走の総選挙

 衆院解散で、異例の師走総選挙となる。解散の理由は消費税率の引き上げの延期だそうだ。だから争点も安倍政権の経済政策だという。税制の改革ならまずは国会審議を尽くすべき事柄。むしろ この選挙で問われなければならないのは、この間の政権の”実績”。 集団的自衛権行使のための強引な憲法解釈、原発の再稼働の促進、秘密保護法の強行法制化もある。あのときの”怒り”を一票に託すにはいい機会。いずれにしろこの選挙、陰り始めた安倍政権の延命策だけにはしたくない。(20141120)


 ★トマソン超芸術家の死

 赤瀬川原平さんが亡くなった。会ったわけではないのに親しみを感じていた作家。「老人力」を広めたしなやかな思考と”物好き”に関わるその行動力に魅力があった。1000円札の模写で罪に問われ、A紙をパロデイで皮肉り、 路上観察で見た「無用の長物」に超芸術を重ねる。一方で「利休」など生真面目な作品で数々の文学賞を手にしてきた。たまたま地元に住む同世代、数日前、市内で開催中の個展会場で「原平さんの病気」を聞いた。屋根にニラが育つあの「ニラハウス」が終の場だったのだろうか。


☆ 萎えさせないで調査報道

「誤報」はあってはならないことだが、ホンモノを追う独自取材ではつねにその危険が伴う。ならば記者会見などでの発表内容をそのまま記事にするのが無難だとなりかねない。異常なまでの朝日新聞タタキは、若い新聞記者たちの独自取材や調査報道への意欲をそぐ危険も。 裏で安倍政権の高笑いがー。誤報は正すべきだが、追及するY紙やS紙の動きがなんだか生臭い。誤報をわびる朝日新聞社長の「調査報道は堅持」のひとことに救いがあった。


☆物騒な国づくりに拍車

 政権の不気味な動きに重ねて相次ぐ人災、物騒な国への歩みが続く。警告し牽制する筈のマスメディアは役どころを忘れてかこれに拍車をかける。朝日新聞の慰安婦問題の訂正記事で右派や保守陣営が勢いづく。 誤報は正さなければならないが一部の誤報を全て過ちとする論法はどこか大人げない。怖いのは誤報よりは「虚報」、その虚報を排出してきた週刊誌はともかく、保守系新聞の追求にどこか生臭さを感じられる。(20140830)


 ☆新米のおれおれ詐欺犯

 先日 わが家にも ”おれおれ詐欺”の電話がかかってきた。弱よわしい声で息子の名前を名のって「いま風邪気味、ちょっと相談したいことがー」ときりだしたという。家内の機転で「本人は在宅してます」とバトンタッチ、 「○○だけれど、なんの用かな」。問いかけに「おまえの声は若くない」と とんちんかな返事、「録音、110番するよ」というと「そんなのでアシつかないよ」 「おまえバカか」と破れかぶれの受け答え。馬脚をあらわした若者風は  まだ新米らしい。およそ5分で電話がきれた。老獪な”ベテラン”でなかったのがさいわいだった。(20140801)
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 ☆再読 日本国憲法 前文

  日本国民は・・・われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍がおこることのないやうにすることを決意し     ここに主権が国民に存することを宣言・・・法学部の学生時代に学んで50年ぶりに熟読しました。いまを見越してか 練りに練った反戦への名文だったと気づきました。この一文を「解釈改憲」でどう”解釈”するのだろうか。     


☆ 戦争ができる国

 他国への攻撃にも反撃できる「集団的自衛権」の認知を急ぐ安倍政権。それでも不足なのか他国の軍事制裁に加担する「集団安保」への参加も提案する。侵略戦争以外はいつでも戦争ができる国になりかねない。 中韓の動きで脅威をあおる政権と一部マスコミ。国民や外交をそでにして武力を信じ滅びた国がありました。ファシスト政権です。(2014.6.15)


☆ 梅雨になりました

 真夏なみの暑い日が続いて きのうはいきなりの梅雨入り宣言。まだ固い蕾の紫陽花もどこか戸惑っているかにみえます。鯰のアクセス件数、きのうで30万件を超えました。その30万という数を辿ってみました。 米国の失業保険申請者数やウイペキア日本語版の収載項数などが30万だそうです。まだまだ中途半端な数のようです。これを区切りにまたゆっくり歩きます。(2014.0608)

   ☆ この時期 いのち輝く季節

 簾に代えてこの夏はゴーヤで西日を避けることにした。先日、軒先の深鉢に5本の苗を植えてみた。10aの苗は1週間で14aに、細い弦を伸ばして網を伝う”たくましさ”にちょっと感動。そういえば      土から頭をだしたばかりの里山の筍も1カ月たって節をつけた若竹に育っていたっけ。緑の季節はいのちを感じる季節なんだと改めて思う。しかし政治の世界では命を縮める政策が大手をふる。(201405)

☆ こころ和む里山の春

 いまの時期 さとやま歩きは楽しい。春先に芽吹いた白い花々が、紫や赤、ピンクの花に移って、里山の景色が一変する。土の道を歩いていると畑の人に声をかけられた。 「椎茸持っていくかい」。立ち寄った山の喫茶店では筍堀に誘われひさびさに鍬をふるった。うすら寒ささえ感じさせるこのところの政治の動き、暖かい心の春の訪れはまだ見通せない。(201404)



☆ 偽りの「魂の旋律」

 聴力を失った作曲家を主題にしたNHKドキュメント「魂の旋律」の録画をみました。被災地で曲想をねる音楽家、明かりのない自室で瞑想する作曲家、いやはやベテラン俳優の迫真の演技を見る思いでした。 どうにもやりきれないのは バイオリンを習いに通ってくる義手の少女、津波で母を亡くした少女に贈るレクイエム作曲の話。偽りのドラマの中で、喜びと期待に光る少女の目だけは本ものでした。NHKも含めて大人たちはどう償っていくのだろうか。 


☆ 軽い政治家の発言

  このところ政治家や要人たちの発言が軽い。「この子は大事な時に必ず転ぶ」 「失敗したくて失敗したわけでない。ああいう発言をしたことで後悔しているのではー」。どちらが大人の発言なのか と首をかしげたくなるひとこと。 それでも「国の最高責任者はわたし」と息巻くアベさん、「国が右をむけば右を向く」とうそぶく公共放送の会長さん、に比べると罪はないのだが。(20140210)

☆ 都知事選の後には

 舛添氏が大差をつけ都知事に就任した。原発再稼働が争点になった今回の都知事選。全廃派の2候補を合わせても及ばない211万票(43.3%)で当選した。しかし投票率46%を考え合わせると 舛添氏への支持は有権者5人に1人にとどまったともいえる。 推薦してきたアベさんたちはこの当選で現政権の政策が認知されたとばかりに勢い込むのだがー。

☆このところのニュース

  ことしになって自分なりに気になるニュースは。都知事候補細川さん 原発輸出を目論むアベ首相、逝った森本哲郎さん、ふるさとに帰られない人たち。それに北国の寒波、油の値上がり 高校サッカーの結果など。それにひきかえ 6年先の五輪をめぐる動きや紙の小旗がいやに目立つ箱根駅伝は、 舌打ちしながら素通りしていきました。会長交代のせいだろうか このところのNHKのニュース報道に違和感を感じています。ことしはどうなるー。(20140115)

☆ めでたくもあり 目出度くもなし

  この正月 上京してきた孫たちとのお付き合いであけくれました。原発再稼働 秘密保護法 それにキナ臭い憲法改正の動き、抵抗もむなしく2013年は、大きな負の遺産を形づくった凶年として記憶されることになりました。 年が改まって今年はー。元旦のマスコミは、2020年の東京五輪を次世代の”希望”と位置づけるのに忙しい。ならば 選挙を通じてノーをつきつけるしかない。それがたとえ地方選挙であっても。孫たちへ大人の責任かもしれないと ふっと思いました。(20140102)  

☆ 大江戸の大名庭園

 猪瀬都知事の5000万円受領問題は、新右翼「一水会」の仲介が明らかになって さらに政治色が濃くなってきた。先日 同期会出席のため都心に出た。地下鉄は都営、行き先の小石川後楽園(写真)も都立の公園。いつになく東京を意識する一日でした。この日、水戸黄門ゆかりの大名庭園は紅葉が燃えるようでした。(201312)

☆ 猪瀬さん 信条はどこへ

 「ファクト(事実)とエビネンス(証拠)を常に展開せよ」この人が好んで使う言葉だそうだ。この手法で書いたであろうドキュメントに説得力があった。だが徳洲会Gから大金を受けた猪瀬都知事の弁明からはそんな心情が微塵も感じられない。 二転三転する発言。「妻がー」「貸金庫にー」は疑惑政治家が口にしてきた常套句。なぜあのドキュメント作家が、その昔 ドキュメントに共感したのが バカバカしくなってきた。(201311)


 ☆ 軍師官兵衛のふるさと

 ふるさとの姫路は「官兵衛見参」で笑顔でした。来年のNHK大河ドラマに、ご当地生まれの軍師黒田官兵衛が登場するためです。姫路城はまだ仮屋根に覆われたままだが、町角では幟旗が、店頭には官兵衛印の饅頭せんべいが山積みでした。     姫路城は、かっては「御着城」(古跡)の支城、官兵衛も御着城主の近習を務めたのです。高校時代、この廃城を主題に自主学習した身には この機会に廃城の「復権」をと願うばかりです。(2013.11)
 
 
 ☆ 特定秘密法案の怖さ

 特定秘密保護法案の国会審議が始まる。公務員も市民も取材者も罰せられかねない法案。”知る権利”を背景に取材する日刊紙の反応の鈍さに驚く。それどころか議員も処罰の対象にすべき と論陣をはる巨大紙もある。 役人にとって不都合なことは「特定秘密」を盾に取材拒否、都合のいい内容は積極的に「発表」すればいい。戦中の大本営発表方式により近づくわけ。その昔、議員になった文部官僚から「新聞記者と国会議員がいなきゃ こんないい仕事(役人)はないよ」とうそぶくのを聞いたことがある。(2013.11)
  
☆ やはり野山が面白い

 さとやま谷戸の植物観察会に参加、身の回りで、たちまち10種類以上もの草花に出合った。ふだんは踏みつける雑草なのだが先生に教えられて眼がひらく思い。 ブーメランを楽しんでいるように見えるのはヌカクギ、すすきとよんでいたのが実は「オギ」だったなどなど。おまけに鬼ヤンマの産卵する姿もみてちょっと感動。この日、草深い谷戸の豊かさを感じました。(201310)


☆ 「おもてなし」

 久しぶりの新橋駅界隈。街が変わっていました。地下鉄からの出口を間違えたことで、目印のSL広場の所在もわからない。駅そばの広場で、なじみの建物を探していたら 「どこかお探しですか」といきなり声をかけられた。 よほどのお上りさんにみえたのだろうか、工事がすすむ渋谷駅前でも、街頭地図を見てる脇から、声がかかった。東京って こんな親切な町だったんだーとふっと思う。単純かなー。(20131002)
 
☆ おごることなかれ 東京五輪
            2020年に東京五輪。支持率70%とされていたのに わが周辺では舌打ちと不安の声しか聞かれない。でもその日、都庁に届いたお祝いの鉢植えの多かったこと。多くは五輪特需をあてこむゼネコンや関連企業からだという。 避難生活をする福島の被災者の話を読んだ。「オリンピックが決まってほっとしました。そうでなければ あの福島のせいだと いつまでも言われることになります」。(20130908) 写真=町田陸上競技場

☆ やっと 秋の気配

 夜になって秋の虫が声を合わせます。炎熱列島にやっと秋の訪れです。戸をあけ放して涼風を誘いこむのがわが家の消夏法でした。でもこの夏ばかりは通用しません。 クーラーと、それに一枚加わったのがゴーヤのすだれ。三株の苗から急成長した大きな葉が強烈な陽ざしをさえぎってくれました。枝にやどった苦い実も夏の味覚に一役.。夏の終わり ついお世話になりましたと声をかけたくなります。(2013.09.03)

☆ やはり 野に咲く花がいい

 今朝は一転 肌寒い朝だった。カナカナが声をたてるが、どうしたことか蝉の鳴きが聞こえてこない。庭先で眼につく抜け殻もこの夏はまだ見かけない。それでも近くの蓮花は季節をよんで大輪の花をつけていた。 先日山陰の旅で足立美術館の庭園をみてきた。庭も木も整然として確かに美しい。でも花は野に咲いているのがやっぱりいい。きょうは参院選、予想では野党に勝ち目がないというのだがー。

 ☆激暑だというのに選挙戦は・・・

 折からの参院選に熱がない。争点は経済、原発、改憲、FTAなどの筈が、マスコミを通じて聞こえてくるのは「国会のねじれ解消」の大合唱。参院の野党が与党議席を大きく上回っていることを”ねじれ”というらしい。 民にとって捻じれはそんなに悪いことなのだろうか。国会が一色になった戦中の翼賛体制が悪夢として蘇る。(20130701)


 ☆HP更新遅れのいいわけ

 過ぎた5月 爽やかさとは縁遠い月でした。眼の病でまちだ雑学大学の運営から一歩退くことが認められたものの指揮者を招いた5月講座の詰めは残ったまま、    おまけに さとやま歴史散歩のツアーガイドと地元大学でのゲスト授業(3時間)が下旬に予定されていたことで、並行準備が迫られた。さいわい視力低下が治まったとの診断。     傷んだ角膜を1日6回の点眼で励まし、サングラスでキズを隠して準備してきた。そしてその結果はー、なんとか無事にのりきることができました、と報告しておきます。(20130602)写真=雑学大の5月講座


 ☆やっと 青葉の季節です

 病んでいた眼 5月になって視力が落ち着くようになりました。視力ゼロが心配でしたが歯止めがかかったようです。うれしかったのは両手で洗顔ができたことですがサングラス越しに見る風景に違和感を感じてます。 煩わしさを避けるのが一番の養生だそうですが、眼先には宿題が山積み、あせらずヤマを崩していくことにします。(2013.05.10)


 ☆ 青空に向けてVサイン

 手術からひと月、両眼はいまひとつ晴れません。視ること自粛で、相変わらず1時間おきの点眼に追われています。ニュースは、新聞の大見出しだけで知り、メールも日に一回、急いで眼を通すだけにしてます。     何年ぶりかにストレスの少ない日常を取り戻しました。遅咲きのヤマザクラはきょうの強い風で花を散らせて葉桜です。代わってホウの木がぐんと芽を伸ばして空に向けてVサインしてます。制限時間の10分が過ぎました、PCを閉じて青空を眺めてみます。
   

☆ 当面は”自粛”の日々です

 やっと退院しました。ぱっと明るくなるよと励まされての手術でしたが、いまのところ 世の中、依然滲んで見えます。退院時に、いくつか禁止令が出ました。一カ月間は洗顔と運転はダメ。TVと読書、パソコン操作も控えるように。     試しに今朝 PCに向かうと15分ほどで頭痛に。ここ当分は一日32回に増えた点眼に精をだすしかないようです。きょう 東京は桜の開花日でした。庭の桜の蕾はまだ固い。日陰のユキ柳が生真面目に春を告げてました。(20130318)


☆ くりかえすアカンベー

アカンベーの要領でねー 目薬さしの指導で、何十年ぶりかにアカンベイ。手術の前半戦(右目)が終わって来週から左目です。本もTVもダメな生活、仕事は毎日の目薬さし。朝6時開始で3時間刻みで5種類の目薬と軟膏と散薬の投薬です。 文字どうりアカンベーでの明け暮れです。アカンベーは軽蔑をこめた「拒否」なのですね。原発ダメ 改憲ダメなど ノーをくりかえすことが多いこのごろ。アカンベーごとにノーの思いをこめるのも一興かもしれません。(20130310)


☆ 見るもの無縁の10日間

 メガネがなくても新聞が読める。”異変”を喜んでいたら実は白内障の中期症状との診断。急な近視は老化の証だったようです。あすから手術のための入院生活がはじまります。 IPADでも持ち込んで10日間をのんびりと企んだのですが、医師から厳しい禁止令。何年ぶりでしょうか、TVも本もPCとも縁切れの生活がはじまります。お伴は友人から借りたCD落語全集です。ではまた。(20130304)


☆ 続・・庭の野鳥たち

  庭にやってくる野鳥に異変が起こりました。いつの間にか2羽のヒヨドリが常駐、スズメたちを追いはらってわがもの顔です。癪なので パンくずをまくのも止めてみたら さらに凶暴になってきました。 庭に舞い降りたスズメやアオジの姿をみると執拗に追いかけ、体当たりして、ピーピーとときの声をあげるのです。共存していた庭の”秩序”がすっかり壊されました。それはこのところの日中関係をみるようで。穏やかな春の到来が待たれます。


☆ 2013年の初詣

 東京は穏やかに明けました。元旦は近くの寺と神社に初詣、ことしの無事を願ってきました。帰途にふだんは読むことがない2紙の元旦号を買いました。原発推進と改憲の主張が紙面ににじんでました。 新聞に主張があるのは当然のことですが、経済人や政治家のお先棒をかつぐような論調に 肌寒さをおぼえました。こんな論調にくみしてはならないとあらためて思った元旦でした。


☆ 師走選挙の果て

 師走選挙が終わって 世情そのままに寒気がやってきた。身も心も冷え込む思い。現政権党の凋落は予想されたことだが、改憲派や原発推進派の台頭に不気味さを感じる。間違っても石原親子に、この国のかじ取りを託してはならないとも思う。 さきごろ 昭和の語り部小沢昭一さんが亡くなった。すきなタレントのひとり。彼の句集のなかにこんな一句があった。「食い食われきりぬけてきて泥鯰 変哲」。(20121220)


 ☆ 庭の枯れ葉

紅葉まっ盛りの信濃路=写真=から戻るとわが家の小さな庭は枯れ葉で占められていました。取り除くには朴の落ち葉はなかなかの難物、箒では手に負えず、 仁王さんの草鞋ほどもある枯れ葉の一枚 一枚を拾い集めることにした。落ち葉を掃く風情には縁遠いが、傷んだ葉を見るうちになんだかこの一年の日めくりを拾い集めるような気になった。風雨で色あせた一枚一枚に ことしを重ねてみました。(20121128)

 ☆ みじかい秋

 青空に誘われて谷戸を歩いてみました。運動不足のせいか いつも軽々歩いた坂道で息がきれます。草むらに腰をおろすと、キンモクセイのあまい香りが。秋草をとぶトンボも色濃くなっていました。 里山を過ぎたところの喫茶店。主人も客もいなくて、ショパンの曲だけがながれる。やがて秋に備えて改装を手伝っていたので、とオーナーが戻ってきた。秋は 駆け足できて駆け足で過ぎていくようです。


☆ 白いヒガンバナ

 夏場は避けていた里山に出かけました。雑木は青々していて未だ夏の装い。里田では稲刈りがはじまっていました。あぜ道の彼岸花が秋をつげているようでした。 城跡の草むらで、白い彼岸花をみました。一輪だけ リンとして咲いてました。別種の花かもしれませんがー。(20120920)

 
 ☆ 出遅れたヒガンバナ

 季節の変わり目を これはど実感したのは久しぶりです。暑さ寒さも彼岸までーを地でいくように彼岸の中日だったきのうを境に季節が一転したようです。 いつもなら彼岸のころには野をいろどるヒガンバナの姿がない。残暑のきびしさに戸惑ったのだろうか。政治の世界での茶番劇はそれでも続く。


☆ いつまで残暑が

 この国 どうなるのだろうか。人よりはモノが大事のいまの政権。復帰をねらう自民党は さらに危ない。5人の総裁候補は、経済優先の公共事業の拡大、軍事力増強、合わせて憲法改正を目指す。 そろって世襲の二世議員、利権に長けた長老の動きも時の流れに竿をさす。きびしい残暑が続きます。(20120920)


☆ 3度咲き 夏の花

 炎暑、酷暑が続きます。庭のカンナが3度目の花をつけました。ひきかえ 蝉の鳴きに元気がない。蝉の抜け殻もいつになく少ない。この暑さ 自然の歯車もまた乱調のように見えてきた。先日、相模原の城山ダムに出かけました。 見上げるとみごとな白い雲、高尾山に雨間近を思わせました。雷雨の前兆、いや原子雲に想像をめぐらせると 形を楽しむなんてとんでもない。この日も暑い一日でした。


   ☆ 10年ぶりの乗り換え

 10年ぶりに車を乗り換えました。走行距離4万キロ、車体も無傷の現役のドイツ車。メンテナンスに手がかかるようになったので国産の小型車に替えたのです。2000年製の旧モデルとかで、デイラー査定はゼロ。 難なく働けても やはり年齢にー、ということのようでした。わが家の喜びも悲しみも乗せて走ってくれた10年。車をひきわたす日、「ご苦労さま」の気持ちをこめて念入りに磨いて送り出しました。(20120730)



☆ 心したい夏です

 依然、原発への不信と不安が続く。きょうも官邸周辺に再稼働反対の人波が続いたという。しかし官邸の主の反応は鈍い。当事者能力がないただの「裸の王様」としか見えないのがどこか哀れ。 ロンドン五輪がはじまる。民の関心をそらすにはうってつけ。当たり前のことですがメタルの数で原発不安が解消されるわけでない、いじめ自殺がなくなるわけでもない。心したい夏本番です。



☆ きびしく たまに優しく

  朝刊で作家永畑道子さんの訃報を知りました。現役の頃 教育取材の現場でよく立ち話をした評論家。四苦八苦で書きあげた「解説」記事にも 容赦ない。いつも最初にあなたの記事をよんでますよ、と話すあたりは気くばりできる先輩記者でした。 その取材術にも学ぶところがありました。10年ほど前、熊本県立文学館長室に訪ねたのが最後でした。その折 「俳人」だったことも知りました。


☆ Jcomでまちだを紹介

いつのまにか東京暮らしが50年を超えてました。いまになって町を見渡す余裕がー。つい最近、町の歴史を説明する地元民をやりました。cable TVの J:comの番組で、町の古代をひとこと話しただけなのですが。   事前の学習で 町の厚みを知ることができたのが オマケでした。再放送中です。機会があればごらんください。(地デジ10ch11ch)http://www.myjcom.jp/tv/channel/kanto/ machi-no-kioku.html (2012.06.18)


☆ 面打ちする人

定年後の彼の趣味は能面打ちでした。その新作をみるので横浜にいきました。現役時代から数えると、そろそろ20年のキャリヤ。 不動明王や般若とならんで女面が目を引きます。毎回 おなじみの面だが、今回も受ける印象が違った。しとやかさが伝わってきたのです。 こつこつと刻む努力が昇華してきたのだろうか。能面がおもしろくなってきました(20120613)

☆ 生き延びる経済効率

先日、24人で里山を歩きました。参加者の女性からこんな感想が寄せられました。「緑地は奥が深い。里山の濃淡の全面緑は、わが身、これ全身が緑になったかと思うほど濃密でした。お陰で、たまった疲れが一気に取れました。 温泉にでもなだれこむしかないか、金がかかるなあ、と「生き延びる経済効率」について思いをはせていたのですが、パス。やっぱり、歩くこと。一人勤勉に歩くのもいいけど、あれこれ駄ボラ話をしながらもいいもんですね」。まずは歩けることの幸せに感謝です。(120516)


☆ 丘陵での野外ライブ

  晴れた日。丹沢の山々が望める丘陵地で、めづらしく野外ライブが開かれていた。地元のNPO団体などが主催する鶴見川源流祭。ゲストはエコ活動に熱心な白井貴子さん。 芝生広場にはりのある声が響く。素朴でこころよい。まわりは草花の季節。草むらにキンランがひと株。あざやかで可愛い、色と形に 自然の”小細工”、感嘆させられた。周りに草花の愛好家が多い。(20120513)


☆ 草花を愛でること

 庭の片隅で紫蘭が花をつけた。みかける花だが、家人にとって貴重な花らしい。逝った友人の置き土産だという。他の花にも思い出があるようだ。 あの春蘭は隣のおばちゃんから、あの紅葉はずっと前の画塾仲間からの株分け、あの花は・・・と止まることがない。なるほど 草花は、かれんで可愛い、自然の”小細工”に感嘆させられる。周りに草花の愛好家が多い。草花を愛でるのは人をめでることに通じるのだろうか。(2012.05.10)


☆ 原発ゼロの日

 けさの新聞で脱原発への思いを伝える署名記事を読みました。読んでいて、助詞の てにをは に拘っていた新人記者の顔がうかんできた。苦心した原稿をズタズタに書き変えられた腹いせにか、助詞の使い方で食い下がっていた新人君。 「いまキミに学んで欲しいのは、なにを書いていくのか、つまり”記者の目”を養ってほしいんだ」というデスク。あれから25年、取材を重ねるなかで、自分流の「記者の目」を身につけてきたのだろう。読み終わって脱原発の思いが一層深まった。


☆ どっこい生きています

  「元気かい」 古い友人からの電話でした。いつの頃からかHPで消息を確かめてくれていたのです。余りにも更新がないので、もしやと電話をくれたのです。ごめんなさい。忙しさにまぎれて怠っていただけなのです。 けさ 庭先の朴木に花をみました。気まぐれな天気を嘆く住人を後目に、花はしっかり季節をよんでいました。反省しきりです。(120501)


    ☆ 「スバル360」

    旧聞ですが 「富士重工の軽乗用車生産中止」のニュースをさびしく聞きました。60年代初め、「スバル360」は、わが家の大切な足でした。    トラックに追突され道路わきにすっ飛ばされたり、駐車が邪魔だと3人で軽々移動させられていたのもこのテントウ虫。いまのバイク並みの出力でしたが、子どもたちも乗せてけなげに走っていました。何年か前に復元の話が伝わって密かに期待したものです。    4つの輪のD車はわが家でそろそろ10年、走行距離4万キロをきる。でもスバルほどに愛着がない。(120305)
    
   ☆ 雪の朝

    昨夜から降り続いた雪はけさは10aにもなっていました。この冬 最大の降雪。ヒヨドリも梅の花芽も縮んでいました。     それでも先日 出かけた里山は春の気配でした。重い体をはげまして ひさしぶりの里山でした。薄墨色だった谷戸に色が戻っていました。ミツマタが白い花をちいさくつけています。梅はまだ堅いつぼみでしたが森陰の椿はささやかに紅をさしてました。春はそこまできてるようです。(120301)
    
☆ 2年目の手づくり講座
 
みんなで開いた「まちだ大学」 ことしで2年目になります。気軽なスタートでしたが反響をよび、2年目で会員70余人、市との共催事業も増えてきました。     その矢先 先頭に立っていた才女の代表が急逝。臨終の言葉も「ザツガクお願い」だったと聞かされました。「講師料無料、会場無料、聴講無料」の3タダの精神が貫けるか、ことしは 正念場をむかえて 「雑事」「雑学」に追われることになります。


☆ 50年前のあのpencilロケットがー

うろうろと また年齢を重ねました。元旦、少しは前向きにと、近くにある宇宙航空研を見学しました。あの「はやぶさ」を開発、操縦してきた研究機関です。気持だけでも未来志向へと孫たちも一緒でした。     目にとまったのは糸川教授が試作した日本最初のペンシルロケット。実物は7〜80aの鉛筆型。半世紀の積み重ねがあの大型ロケットに、と思うと感慨、新たでした。(20120105)


☆ 野鳥たちの生きる知恵

けさ 庭木の小枝に装いが違う小鳥が行儀よくとまっているのをみました。シジュウガラに、スズメとメジロが混じった十数羽。友人によると、この時期、よく見かける「混群」だそうです。冬に備えていまは野鳥たちが採餌を急ぐ時期、      多くの目で”外敵”を監視しながら餌を探して食べているのだという。種をこえての協調作戦に、小鳥たちの生きる知恵を知りました。


☆ ただの「ドンキホーテ」なんだろうか

ヨミウリのNabetune氏を”告発”した巨人軍代表があっさり解任された。この騒ぎ、ただの社内騒動だとの見方が強い。でも 当事者が 改憲を叫び、政党の連合を画策、原発維持を力説する新聞社の実力者であるなら、まぎれもない社会問題。      一方の告発者は、地道な調査報道で先んじたかっての社会部記者。牙をなくして体制顔になった社内では場違いな存在だったことがうかがえる。唐突で型破りな行動に常識的な批判もある。名にしおう「政商」を突くのに他にどんな手立てがあったのだろうか(20111120)

  ☆ 足早に落ち葉の季節

  時ならぬヤマザクラの開花に驚いている間に わがやの庭は落葉の季節、ホウの木が、音をたてて大きな葉をふるい落とします。きのうは友人に誘われて山梨県境の藤野、宮が瀬ダムを一回りしてきました。      モミジとイチョウは鮮やかでしたが、山の姿は、さえないこげ茶色でした。その山を一人でこつこつと育てる「里人」との出会いで、ほっとなごみました。その話はまた後日に。


   ☆ 季節読み違えた桜

 
庭のヤマザクラが花をつけました。この時期の”開花”はもちろん初めて。ヤマザクラらしく若葉をともなっての開花でした。20年ぶりの品川。旧社屋の跡地には、社運をかけた高層のオフイスビルが建っていた。 退職者の同窓会はビルの大会議室で。参会者は300人をこえる。なじみの顔に出会ってやっと品川が戻ってきた。でも変わらないのは同族意識。いつのまにか、現役時代、怒ったり、笑ったり、憎んだりした部の仲間たちとテーブルを囲んでいた。(111026
)
☆ 10年ぶりの品川

 かって通いなれた品川に行きました。林立する高層ビル群、怪我の折、松葉杖で歩行に難儀した駅の通路もいまはない。旧社屋の跡地には、社運をかけた高層のオフイスビルが建っていた。退職者の同窓会はビルの大会議室で。 参会者は300人をこえる。なじみの顔に出会ってやっと品川が戻ってきた。でも変わらないのは同族意識。いつのまにか、現役時代、怒ったり、笑ったり、憎んだりした部の仲間たちとテーブルを囲んでいた。(111026)

☆ 一転 冬の寒さ

 所属しているグループのお祭りの当番役で町に出ました。雨が降ってて、なんだか肌寒い。商店街の通りは若者たちの往き来でにぎわうが、公民館のおまつり会場はどこも閑散、いつものにぎわいがない。急な寒さのせいばかりではないようなんだがー。 当番を終えて そうそうに帰宅した。(2011022)


☆ もうひとつの夏の思い出

 秋をさがして里山を歩いてみました。尾根はよごれて色がない。散り遅れたひがんばなにとまった蝶の姿がどこかさびしい。この夏 ガイドブック編集に関わりました。”ひなびた”町田を誌面化すると聞いて参加したのですが、いざ誌面化となると制約が多い。里山をフレームアップすると、歩く人が増え、環境が壊されると地元に拒否反応。さとやまの保全と活用の難しさを学んだ夏でした。

☆ この夏のメモリー

 この夏、2冊のガイドブック編集にかかわりました。その一冊が町田を特集した雑誌「多摩らび」。ひなびた町田を取り上げると聞いて参加しましたが、いざ誌面化となると制約が多い。目玉の里山も、人がふえ環境が壊されると地元に拒否反応。新聞ならば、そのことを書き加えて掲載するのだが、そうもいかないらしい。中途半端な協力で悔いをのこしました。 もう1冊の「町田市観光ガイドブック」と併せて近く書店に並びます。わたしの この夏のメモリーでした。(20101008)

☆ 足早な秋
 きのう、町なかで出会った友人からいきなり聞かれました。「谷戸の秋草、いま見ごろですかね」。いつもなら即答できるのですが、ことしばかりは自信がない。雑事にかまけて里山にはすっかりご無沙汰しているからです。 ことし庭の柿に色がない、垣根越しに咲くヒガンバナにやっと秋を感じてました。風がそよいだきょう キンモクセイの香りで中秋のおとづれを知らされました。そう里山で秋を確かめなければー ちょっと気がせきます(2011.10.01)

☆ 暑い一日でした

 暑い一日でした。森の中の薬科大で、薬草教室。その薬草園では蚊がとんで 秋の花が咲いていました。汗をかいてもスカッとするのがいつもの夏でしたが、ことしばかりは勝手がちがいます。 どんより重く、暑苦しさが身にしみました。原発事故のせい、政治ならぬ政事のせい、いや自身の年齢のせいかな、とも考えます。この夏 こんなことにも 関わっていました。 どじょうならぬ鯰はどっこい生きてます。 しとやかな秋が待たれます。(2011.9.11) 


☆ 待たれるしなやかな秋

 こんやも突然の雨、はげしい雨音に、虫たちの声もかきけされました。汗をかいてもスカッとするのがいつもの夏でしたが、ことしばかりは勝手がちがいます。どんより重く、暑苦しさが身にしみました。 原発事故のせい、政治ならぬ政事のせい、いや自身の年齢のせいかな、とも考えます。この夏 こんなことにも 関わっていました。どじょうならぬ鯰はどっこい生きてます。 しとやかな秋が待たれます。 


☆ ゴーヤとメダカ

 メダカの背びれに目をこらし、ゴーヤの成長が気になる毎日です。ゴーヤ栽培は近隣を見習って、メダカの観察は、一人で上京してきた小学生の手引きで始まりました。 しぶしぶの立ち上がりでしたが 始めてみると意外に面白い。それにしてもゴーヤの成長の早いことー。3本の苗から伸びたゴーヤは伸びる先をめぐって、まるで陣取り合戦。喧嘩好き、近づくと小刻みに尾をふるメダカに小さな命が感じられます。


☆ ブルーベリーの丘

 暑かった午後、風をきって走れば涼しいはずだと自転車で尾根道をめざしました。午後の陽ざしは膚に痛い。日陰を選んで坂道を上るうちに山のブルーベリー畑に迷い込んだ。 畑の主はひげづらの一見、先生風、初対面ながら話がはずむ。そよ風がヤマユリの香りをはこんでくれる。暑い夏、思い切って動くのも悪くないや とふっと思う。(2011.07.18)


☆ ”出番”を読んでいた花々

 いまもぐらぐらゆれました。余震でしょうか。庭先のひと隅で、この春、3度目の花をみました。春先 シャクナゲが花をつけました。続いてボタンが大輪の花を。代わっていまはシャクヤクです。なにげない自然の移ろいですが、ことしばかりは 出番を待っていた花々が大写しに見えてきました。地面や「土地の力」、花たちの命にも思いが及びます。「放射能汚染」は、こんな命を根こそぎ絶やしてしまうのだろうか。((2011..20)


☆ ひよどりの挑戦

 いつのまにか青葉の季節。わが家の朴の木もたがわず花をつけました。小枝を伝って一羽のヒヨドリが巣の補修に懸命です。冬の間、雨風にさらされいた野鳥の巣。小枝や糸くずを一本づつ運ぶ姿がたくましい。 ふだんなら卑鳥にしか見えないのだが、ことしばかりは、いじらしくさえ見える。東日本大地震の被災地にも復興の槌音が−。(20110508)


☆ はれない春

 余震が続きます。節電で駅も店も暗い。福島原発の放射能もれはとまらない。日常のあいさつも地震からはじまる。名古屋の新聞社の読者からの募金額が60億円に近いという。ボランテイアや善意が顕在化してきたのが救いだ。 「原発安全神話」を流布してきた関係者の多くはすでに現役引退とか。いまは野党、だんまりをきめこむあの政治家たちの罪も重い。


 「安全神話」どこへ

 わがやのヤマザクラがやっとほころびました。まだ1.2輪で、冷たい風にふるえてました。後手後手にまわる原発事故への対応に、不信が募ります。「安全神話」をまきちらしてきた関係者の多くはすでに現役引退と聞く。 「なにしろ想定外なので」が弁解のことば。想定外だったのは津波の大きさ。危機管理は 想定内だったはずなんだがー。


☆ 安易な弁解 「想定外」

 「計画停電」を確認するのが朝の日課になりました。実際の停電は4−5回、暖房もテレビも中断、電話は不通でトイレもつかえない。いやでも電気の有り難みを思い知らされます。後手後手にまわる原発事故への対応に、不信が募ります。「安全神話」をまきちらしてきた関係者の多くはすでに現役引退と聞く。 「なにしろ想定外なので」が弁解のことば。想定外だったのは津波の大きさ。危機管理は 想定内だったはずなんだがー。(2011.0401)


☆ 巨大地震、東京では

 、巨大地震で日本全土が震えました。東京の暮らしも大きく揺さぶられています。ひっきりなしの余震、はじめての計画停電、道路はどこも大渋滞、給油のための車の列、雑貨や食品の品切れ、通じない携帯電話、バスや電車の運休、など。被災地を思えば、と多くの人たちは黙って耐える。 そんなおり「大津波は天罰だ」と言い放ったのが石原都知事。とんでもない。こんな親子に日本の防災を任せられるのだろうか。肌寒さをおぼえた。(20110311)


☆ インターネット社会

  入試問題の解答をメールで問うた大学受験生が警察に逮捕された。いうなれば手の込んだカンニング行為だけに、事件として成立するのかどうか。 一般の受験生の心情を思えば当然かもしれないが、本音はインターネット社会の行き過ぎへの警告ともとれる。さきのニュージランド地震。倒れた若者たちは携帯で家族や友人に助けを求め続けたという。悲痛な訴えの語学研修生と受験生と同じ19歳。同様に論じるにはあまりにも意識の落差は大きい。でも それが現実なんですね。(110303)


☆ クライストチャーチ
 ニュージランド大地震 いまだに28人の日本人が不明だという。その多くは19歳の若者、国際看護師を目指す20代の女性も多い、有為な若者たちだけに痛ましさが募る。 クライストチャーチを訪れたのは40年前、皇太子ご夫妻に同行取材の旅でした。朝、町の芝生広場をゆっくり横切る乗馬姿、エイボン川の流れに聖堂の鐘の音が響くよう、飛べない鳥キーウイが生きる国、世界の不思議を感じさせてくれた町でした。その夢の国が一変、有為な若者たちを襲ったのです。TVには非情な風景が映しだされています。(20110226)


☆ 庭の福寿草
  半日だけの陽ざしと知ってか、庭の福寿草が花をつけました。つい2,3日前までは土から顔をだした花芽だったのに。午後からはくもり空だといいます。花を閉じて花芽に戻るのだろう。このちいさな営みに春を感じています。おそるおそるみんなで立ち上げた「まちだ雑学大学」も4月から本格スタートです。しばらくは日常の見聞を楽しむことになりそうです。(20110204)

☆ やはり「雑」がいい

  とかく「雑」は疎まれがちですが、いまの興味は、雑木林や雑学、それに雑事もまじって「雑」に囲まれています。かって 事件の本筋を書くより見た目で綴る「雑感」記事が好みでした。自由に選択できて、肩肘はらずに関われるのがよかったのです。それに雑があるからこそ純があるのですね。キャンパスでみた武蔵野の雑木林、思い思いに春を待っているようにみえました。わが「まちだ雑学大学」も4月から本格スタートです。ここ当分は雑事を楽しまなければならないようです。


☆ 目覚めの季節

  北陸は大雪というのに東京は晴れの日が続いています。朝の冷え込みは変わらず、ときには零下を記録しています。たよりなげな陽ざしでも春をまつ草花には恵みの光なんでしょう。里山の梅林は、紅梅の紅に染まっていました。白梅はまだ先、一輪だけ花をつけたシダレの枝でウグイスをみました。ことしの春はなんだか急ぎ足で近づいているようでした。(20110201)


☆ しずかな里山

  「小寒」の日。ことしはじめて里山を歩きました。人影もなく、静かでした。かさかさと音をたてるのは枯葉の道、チィチィと鳴き交わすのは、枯れ木を渡る四十雀たち。谷戸田の陽だまりでひと休み、サヤサヤと湧水のながれの音がこころよい。ふっと煙草をふかしたくなった。あてどのない里山歩き、足は丘陵のはずれにある喫茶店に向かっていました。


☆ 2011 新年おめでとうございます

 正月2日 見上げた空はみごとな青空でした。でかけたお寺はひっそり静まっていました。暮れに宇宙にとんだ「はやぶさ」の観測研究者の話を聴きました。主役の衛星本体は1bちょっとの四角い箱。内之浦から飛びたって7年間もの一人旅。地球に戻ったちいさなカプセルに、けなげさを感じました。澄み切った空をみあげてそんなことを思いました。(20110102)


☆ 鶴の再会に涙

 北の国から鹿児島・出水に飛来した鶴の一羽が鳥インフルエンザに感染していたという。かって現地で聞いた話。この鶴たち 夏の終わりにロシアを飛び立ち、1カ月かけて鹿児島にたどりつくのだそうです。出水に降りたってすぐに保護ゲージに駆け寄る鶴を毎年見かけるといいいます。怪我や病気で前年、帰郷できずゲージで過ごした鶴たちの家族か仲間らしいというのです。このゲージ越しの再会につい涙が、と担当者は話してた。(2010.12.19) 


☆ 平穏それとも沈滞

 ひさびさに都心を歩きました。白州正子をたどる文学館のツアーに参加。途中、清水谷公園の変わりように驚きました。あの60年安保のおりの反対闘争の熱気を思い出したのです。国会に向かうデモの出発地、ときには内ゲバ騒ぎも。そのつど取材に走った埃っぽい広場は、樹木と池がある”オアシス”に変わってました。感動もなければ怒りもない、ましてデモなんて、という風潮を象徴してるようでした


☆ 朱がささない不毛の政争

 ことしの紅葉 たっぷり楽しんでいます。きのう出かけた寺の境内。朱色に染まって まるでそれは異境でした。それにしても変わりばえしないのが政治の世界。近くで砲弾がとびかっても、わが身大切と 足のひっぱりが続く。季節がうつっても 顔をゆがめてせめ> 立てる政治家たちの顔には朱がささない。きのうでアクセス26万件を超えました。(20101201)


☆ 秋を楽しんでいます
 ホームページの改訂が、また滞って、ご心配おかけしてます。すみません。大事なく、生き延びております。めずらしく なんやかやと忙しい毎日を送っております。小春日和の日曜日、近くの大学で地域研究講座を受講する留学生らを いつもの里山に連れていきました。足どりはにぶいが とっても気のいい若者たちでした。


☆ 紅葉まばらの里山

 晴れた文化の日。会社の先輩を誘ってさとやまを歩いてみました。紅葉はまだまばら。尾根道を歩きながら昔の失敗談がはずんだ。庭で野鳥の奇声を聞いた。1個の柿をめぐってヒヨドリたちの争いでした。ことしの柿は、ほとんどが青い実のままで落ちた。枝に踏みとどまった1個は鳥たちのためにとっておいた。ヒヨドリが飛び去った後、とっておきの一個にナイフをいれて口にしてみた。いや その渋いこと。季節の激変が鳥の味覚を狂わせたのか、それともー つかぬことを考えていました。

 
☆ 木枯らしの季節

 きのう東京で木枯らし1号が吹きました。その寒い朝、庭で野鳥の奇声を聞いた。1個の柿をめぐってヒヨドリたちの争いでした。ことしの柿は、ほとんどが青い実のままで落ちた。枝に踏みとどまった1個は鳥たちのためにとっておいた。ヒヨドリが飛び去った後、とっておきの一個にナイフをいれて口にしてみた。いや その渋いこと。季節の激変が鳥の味覚を狂わせたのか、それともー つかぬことを考えていました。

 
 ☆ ドラゴンズの優勝

ドラゴンズの優勝 よかったですね。もう30年前になります、近藤監督が優勝をきめた年は球団の親会社にいました。優勝すると、社員にも祝勝金が出るらしいと聞き込んで、同僚のひとりが翌日、5万円の釣り竿を買ってきたのです。でも実際には1万円のボーナス上乗せ分だけ。落胆とおもいきやご本人は意外に淡々。してやられたのは 高い買い物をしぶってきた奥方だったらしい。そのかれも先年、逝きました。

 ☆ 里の秋 味覚もピンチでした

 わたしの秋の味覚は、サンマと栗なんです。その栗が、ことしは不作。里山の農家の話だと はやばやと実が落ち、いがの中身はほとんどが虫食い状態。「柿だって同じだよ。野菜もダメだ」と猛暑への恨み節が聞かれる。ひさしぶりに歩いた里の道 お土産に栗の実でもと考えたのが間違いでした。あぜ道の曼珠沙華はたよりなげに咲いていました。


 ☆ この秋 ほんものか

 いきなりの秋です。でも ほんものかな とちょっと疑いたくなります。お彼岸だというのにヒガンバナの蕾は堅い。悪を暴く特捜検事が罪を仕組んで「これほんの手違いでした」と。自然も社会もどこかとまどいなが らの秋の訪れです。昨夜みたお月さまだけは 昔のまま まん丸でした。(20100922)


☆ どっこい生きていました

 今朝はひさしぶりの雨です。いつになく雨音が快く響きます。HPの改訂がないので、ご心配をおかけしていたようですが どっこい生きてました。ひっこもっていた分、この秋は、忙しくなりそうです。きのうは市のガイドマップつくりの打ち合わせ、それに発足したての地元の「雑学大学」のお手伝いの話に加わりました。なおさら 短い秋になりそうです。(2010.0904) 


☆ 真夏に山里の風情

 ことしは白洲正子生誕100年。次郎さんブームも重なって鶴川の住居(武相荘)を訪れる人は、と行ってみたら人影はまばら。さすがの中高年女性パワーも、この暑さに鳴りをひそめていました。これに先立ち、 白洲さんが愛でた近くの「三輪」を歩きました。古代、大和の三輪山を模したと伝わる昔の”山里”。丘陵地をそいだ木陰の道を歩くと、なるほど白洲さんの「隠れ里」の風情も。暑い夏に ささやかな楽しみがありました。(100810)     



☆ 暑さをかきたてる野鳥

 明け方 けたたましく鳴く鳥の声でたたき起こされました。庭先の朴の木にとまった「ガビチョウ」でした。声はかん高くって、調子っぱずれ。はじらいもなく 得意気に唄うのだから始末がわるい。先住のせみたちも とたんに声をひそめたよう。この鳥 中国原産なんだと教えらて 妙に納得してしまいました。暑苦しい夏は これからが本番のようです。(1008)


☆ 地デジ対策って業界支援事業なの

 地デジ対応で高いアンテナを設置したが映りが悪い。NHKの診断だと、電波の谷間で、しかも裏手の雑木林が問題だという。結局 ケーブルテレビに加入することになった。アンテナは無駄になり、視聴料とは別に毎 月、ケーブル使用料を払うことになる。このところの地デジキャンペーン、TV業界の”大売り出し”PRに なぜこんなに多額の国費が注ぎ込まなければならないのか。わかってるようでわからない。


☆ 梅雨があけました

 参院選で「民主党」が惨敗した。敗因は管首相の消費税引き上げ発言とされる。そうだろうか。むしろ菅さんの政治姿勢のブレにあるように思えてならない。菅さんに期待したのは「市民目線」、それ が いつのまにやら変身、行政のリストラに抗戦、財政赤字も増税で賄う霞ヶ関官僚の掌にのせられた という印象が強い。それでも 敵失と”オンゴール”で勝った自民党よりましか。(100713)


☆何十年ぶりかの”入社試験”

 社報に掲載されていた「入社試験」問題に挑んでみました。英語と常識問題、作文を3時間半でこなす筆記試験。 「英語」は、長文の英訳につまづいてせいぜい40点、 常識問題も、外交 経済の出題に足ふみして、やっと60点。いや難問でした。いまどきの新聞記者としてはとても通用しないということなんだろうか。5月に実施された1次試験では 3カ所の試験場で650人が受験したそうです。     

☆ 身がひきしまったのかな

 さきの健診で「メタボリックシンドローム」予備軍と判定されたのですが、きょうの診断で、その疑いが晴れました。なに計り違いでしょうとあっさり逆転判定でした。それにしても”異変”が続きます。きのうはゲリラ豪雨に驚かされて、きょうは蒸し風呂のような暑さ、 3日前、古本屋にもちこんだハードブック1冊の値段が平均20円、「活字市場」の"暴落"ぶりに時代とのズレを感じました。(100705)

☆ とんだ「社会病」

 ネット仲間の知人が「結核」で隔離病棟に入院した。なに結核、と驚いたが 高齢者の間でじわりと伝染していたのです。一方、幼稚園児たちの間で この数年 「頭しらみ」が伝染していると聞きました。結核と虱は、敗戦直後の世相を映したいわば”社会病”。    変わったのは あの手この手の虱退治グッズが売られるようになり、世間とは遮断されたはずの隔離病棟からもネットで発信ができるようになったこと。でも あの時代、モノはなくっても 「自由」の風が吹き、みんなが肩を寄せ合って たくましく生きていたっけ。それがなによりの薬でした。(100623)

☆ 70年代の思い出
 幼かった兄と妹が、”宝もの”にしていた人形とバスケットー。押し入れを片付けしていて 見つけだしました。手提げとクマは、兄のお気に入り、人形は小さな兄妹を模してつくった家内の創作でした。 激動の70年代、昼夜逆転でしごとに追われて、子どもたちとのふれ合いも間遠になっていました。わが家のちいさなグッズにめぐりあって はからずもあの時代を思い起こすことになりました。ちょっと 自省と感謝をこめて、です。(100618)  


☆ アクセス25万件に

 おかげさまでアクセス件数がきょう25万件を超えました。わたしにとっては途方もない数字です。花をみて無事帰ってきました。川上犬は唯一 村の名をつけた日本犬。憂い顔で,飼い主には忠実、山の救助犬としても活躍中だとか 。姿やぐさからみて、わが家の「クリ」もその雑種だったらしいのです。 村でであった川上犬は5歳の若犬「源太君」。憂い顔だが、人なっつこい。ほいっと頭をなでると、ボール遊びをみせてくれた。犬とといっしょに里山を駆けた頃を想い出しました。(100607)    

☆ さとやまの魅力

 いつも歩く里山の風景を ひとことで表現できないだろうか。連休に、この小野路の里山を親子で歩いた雑誌「散歩の達人」編集長の講演のなかにヒントがありました。小学3年生の都会っ子がこう言ったそうです。 「お父さん 本のようだね」。幼い頃に見た絵本の世界が浮かんできたのだろう。「息子は里山を駆けながら体で感動を表現してました」 と編集長氏。


☆ まさかの「メタボ」

 成人健診でメタボ予備軍と判定され、市から「保健指導」の案内が届いた。173a 65` の数字からむしろ「痩身」と自認してきただけに、意外な結果に驚く。加齢が数値をあげてきたらしい。    指導するのは市が委託した2つの民間会社。メタボ予備軍の掘り起こしは、民需拡大にもなってるらしい。哀しき予備軍のひとりごと。(100520)    

☆ 肩透かし「現代」展示

 20年ぶりの歴博でした。展示が始まった「現代」を見学するためです。先の戦争をどう展示するかは開館直後からの課題でした。沖縄での戦争被害にしても、いまだに議論が続いており、国立施設での展示は無理矢理決着をつけかねないからです。    今回の展示は 戦争、占領、経済成長の時代を人々の暮らしから考察したものでした。「日米安保と沖縄基地」もパネル1枚の展示でした。ちょっと肩透かしかな、これが20年ぶりの知恵だったんですね。(100502)

☆ 朴の花ひらく

 一転 初夏の陽気です。庭の朴が花をつけました。例年より1週間遅れで 花もこぶり。ずっと前の話です。後に国会議員になった文部省の高官がこうつぶやいた。「この世に議員と新聞記者が居なきゃ役人ほどいい仕事はない」。    再開された「事業仕分け」、自民政権下でぬくぬく育った役人天国ぶりが次々に明るみにでる。仕訳人はかっての野党議員たち。しかしもうひとつの”鬼門”の新聞は、生彩がない。在野の心が新聞の真骨頂だったはずなんだがー。(100428)    

☆ 自然のおくりもの

 近くのバス停に 里山歩きの案内板が立ちました。ここを出発点に<里山の雰囲気が残り、懐かしい風を感じて歩ける>ハイキングコースの案内板、観光に目覚めた市が試みに設置した看板です。 まちだの”田舎”もこのところのフットパスブームで、見直されることになったのです。 「不便」とひきかえに このあたりは 恵まれた自然環境が保全されています。この自然の贈りものに 気づくようになったのは、時間を気にしなくなったリタイヤ後でした。(20100419)

☆ 手渡しする「春」


 娘の誕生記念に植樹したヤマザクラがこの春も違わず咲いてくれました。きょうはひさびさの春陽気 朴の木も競うように芽吹きました。桜も 朴も枝をひろげて それはまるで桜が朴に春を手渡しているよう。満開過ぎたよ、と友人から電話のあった里山のヤマザクラ  まだ けなげに咲いていました。樹齢200年のこの老樹も、わすれることなく春をつげていたのです。「掲示板」にも 春のたよりをいただいております。ごらんください。(100408)

☆ 谷戸のヤマザクラ

 うかつでした。谷戸の桜 満開過ぎてたよ、と友人からの電話にあわてました。その友人たちに開花事情を知らせますよと約束していたからです。山桜の開花はふつうでは里桜より3,4日遅れ。あでやかな里桜に目を奪われていたのが”失敗”のもとでした。 寒暖が日替わりするこの春の気象、樹齢200年の老樹、突然の陽気にはっと目覚めて花をつけたのでしょう。あすは雨 春雨にぬれる老い桜をながめるのも一興かもしれません(100404)

☆ さとやま 復活

 谷戸ってご存じですか。丘陵地に舌状に入り込んだ谷間のことなのです。いくつもあるこのあたりの谷戸をめぐるのがわたしの里山歩きです。水がわき出る谷戸はかっては水田、いまはほとんどが休耕地です。ここでは どじょうやレンゲソウなどちいさな生物に出会えるのです。 里山は人の手が入らなければ、竹やススキが生い茂るただの荒れ地。東京ではやっとのこった里山 都や市による保全管理が、さとやまを蘇らせました。

☆ ミモザの花

 里山の農家の庭で、満開のミモザをみました。ひと枝もらって背のザックにさして歩く。「花粉症の元凶ですよ」と背後からの声。みると 球形の花が花粉の玉に思える。花粉症には無縁だったはずが、なんだか目がチカチカする。 自宅近くになって 「なに花粉症はスギですよ」と知人からいわれたとたん 目のかゆみが軽くなった。春の一枝に、ゆれた日でした。ミモザはとりあえずは花瓶におさまっています

☆ 「悲しきプリンス」

 皇太子ご長女の不登校の話。宮内庁の異例の発表で海外メデイアも報道、「いじめ」「不登校」が輸出された。隠すことが仕事 とさえ見えたかっての東宮職。 だから今回の”公開”に驚いた。でもありがちな悪ふざけらしいと伝わって、事大主義で他人任せの体質に変わりがないと感じた。東宮職は皇太子一家のお護り役、学校との話し合いがすれ違い マスコミを利用して懲らしめようという淺知恵だったのだろうか。 トップの東宮大夫は外務、文科省高官の転職先。いまの大夫は元ロシア大使。(100309)

☆ 足踏みする春

  春が行きつ戻りつです。庭の白梅もちらほら花をつけました。きのう 遠くの友人から 珍しく電話。「元気なんだ、よかったー」 。 「HPの書き込みがないので、ちょっと心配になってね」というわけでした。HPって意外に罪なものなんだ と思う反面、ささやかでも繋がりや絆をつくってくれているんだと気づかされました。  さいわいケガもなく元気です。ゆっくり 気ままにやっていきます。(100305)

☆ 「韋駄天お正」の教養

市民文学館のよびかけでこの一年、白州正子さんの「鶴川日記」を熟読することになりました。白州さんはこの町に住んだ文人、いま私邸「武相荘」が観光客で賑わっています。 今回の企画は、地元でエッセイを読んで、時代や暮らしを考証していこうというのです。気乗りしないままに何冊かの頁をくりました。あらためて文章に無駄がないこと、「お道楽」が、教養に醸化されていたんだ と気づかされました。やっと興味がわいてきました。


    ☆ 雪の朝

庭の福寿草が 目をさましました。真冬だというのに このところの陽気に、つい顔をだしてしまったのでしょう。日の光をあびて薄黄色が初々しく映ります。けさは一転雪景色でした。   「安さ爆発」で売ったカメラのさくらやの撤退がきまった。60年代、「安さ」を看板に新宿に進出してきた大型店。時を同じくして有楽町西武の閉店もきまった。あわただしく動く有楽町界隈をおしゃれでファショナブルな町に。 良くも悪くも、東京のターミナルを変えてきた仕掛け人。時代の流れとはいえ、そこに一抹のさびしさがー(100203)。

☆ 里山の冬の恵み

きのうは友人たちを誘っていつもの里山を歩きました。寒中だというのに気温18度。南斜面はもう春のめざめ、タンポポが花を開かせ、梅もほころんでました。 雑木林の道は見通しがよくて明るい、夏場 草木で覆われている けもの道の道筋も見通せました。なにより敷き詰めた落ち葉を踏む足の感触が快い。里山の「冬の恵み」というのだろうか。(20100121)

☆ エラーと「敵失」の凡試合

鳩山内閣の支持率が急落、不支持が支持率を上回った(共同通信の世論調査)。ぼろぼろの守備、そのうえ審判(検察)を敵に回しての苦戦。立ち直るには、したたかな投手を交代、打撃陣にハッパをかけて得点するしかない。       試合はまだ序盤、積み残しの公約も多い。「敵失」をたよりに返り咲きをねらう政党にはバトンを渡したくない。(20100118)

☆ かっての鬼の特捜がー

政治資金疑惑で逮捕者がでた。国会開会直前に議員逮捕に走った地検特捜部。小沢憎しを露わに、返す刀で民主党政権にゆさぶりをかける。容疑の政治資金規正法違反はいわば形式犯、問題は 資金の流れと資金提供された側の政治介入の事実の解明。 しかしリークをもとにした報道は、世間受けする いわば ”こそドロの手口”ばかり。その昔、献金疑惑で「略式起訴」になった金丸信議員を 特捜がリークで世論をもりあげ、逮捕に踏み切ったことがある。鬼の特捜はいつのまに「小役人」になったのだろうか。(20100115)

 ☆ 象徴 天皇家

  明仁天皇が行く先々で歓迎をうける。つい先日の国技館でも大きな拍手に包まれた。過去は 国の象徴への礼儀としてだったのだが、いまの拍手はどこか親しみがこもって暖かい。高齢のご主人が成人病、定年のない勤めはきつい。 病弱の妻をかかえた長男とは、しっくりといってない。ある意味 皇室はいまの日本を象徴しているといえそう。半世紀をこえて、「垣根」が低くなってきた。でも この現象に困る人たちがいるのも現実。 (ひと昔前の皇室担当)

☆ 2010年

  おだやかに晴れた3か日でした。暮れから2家族、3人の孫たちが上京。松飾りも年賀もないお正月。はしゃぐ3歳児のいたずらにもなぐさめられました。高校生、小学生とこの3歳児、こんなわが家の未来たちに 元気をもらった新春でした。 ことしいい年でありますよう 近くの神社で祈りました。(0100103)

☆ 歳の瀬

 例年この時期には賀状が気になるのですが、この暮れは失礼することにしました。6月に身近に、不幸があったためです。しかも この月、2人の親しい友も旅立ちました。なにかにつけ思い出が蘇る重い後半年でした。 家族や友人たちに今の私を伝えたい、と闘病さなかに立ち上げた娘の「ブログ」、追記は途絶えましたが アクセスカウンターだけは数を重ねています。鯰のHPへのアクセス件数が クリスマスイヴに24万件を超えました。(091228)

☆ ほどよいストレス

 バラ広場の朝。霜にも耐えて野バラはまだ花をつけてました。誘われて ばらの手入れを見学しました。垣根に枝を這わせる「誘引」の作業。およそ45度の角度をつけて伸びた枝をしつけるのです。強く曲げるとストレスがかかって枝が傷む。 でも弱いストレスはバラの生長に欠かせないとか。ほどよくストレスをかけるのも作業のコツだ という。手入れされた垣根のバラはどこか「造形美」に叶う。花をつける春が楽しみになってきました。(091221)

☆ 小さな葉 大きな葉

 ひさしぶりの里山は秋色に染まっていました。雑木林で、はらはらと散る枯葉に風情があります。ひるがえってわが家。庭の朴の木がばらりばらいと葉を落とします。仁王像の草鞋ほどもある大きな葉。1枚づつ拾い集めるのがこのところの日課です。 「秋を拾っています」と言えばもっともらしいのでしょうが、実際には雨にうたれた「濡れ落ち葉」を、濡れ落ち葉族が拾い集めている図。秋 さまざまです。(2009.12.01)

☆ いろんな体験

 10年ぶり、きのうは大学の講師席に座りました。市内にある大学の地域講座(文化人類学)のゲスト講師。留学生もまじえたバイリンガルの学生たちを前に90分。 自身の学識の乏しさ ちょっと冷や汗ものでしたが、そこは雑多な体験がおぎなってくれました。来週からは別の大学での公開講座(美術)の聴講生になります。いろんな体験をいそがしく積み重ねております。

☆ フリーソフト

 Win7の評判がいいようです。でも不評のVistaへの反作用と考えれば、いましばらく静観です。このところopen officeを使い込むのに懸命でした。パワーポイントの機能も無料で使えるフリーソフト。おまけに 軽いのがいい。 パソコンの世界、さがせば宝のヤマなんですね。ひっこもりで腰痛も軽くなりました。さあ また里山の秋を楽しみますか。(091025)

☆ ものおもう秋

 秋晴れの日がつづきます。腰痛が再発気味で、里山歩きもお預けです。庭の落ち葉でも拾ってみようかなー。いつか彫刻家のアトリエで見た落ち葉の色の鮮やかさを思い出したからです。虫食いの落葉に「痛かろうなと声をかけたくなるんだ」と話してくれた老大家。秋はいろんな思いをはこんでくれるんですね。

☆ 東京五輪 落選

東京は「落選」でした。国際舞台でのかけひきに遅れをとったという見方も。でも都民としては、民意が反映された結果だと思いたい。今回の誘致運動、石原知事ら関係者と一部マスコミのパフォーマンスだけが目立って一般都民は蚊帳の外。 なぜいま東京で、という意味づけも見えてこない。省エネや環境にやさしい五輪を、とアピールしたものの やらなきゃ もっと環境にやさしいはず との素朴な疑問に答えがない。石原さんの”強引さ”のツケは重い。(091003)
 
☆ 28年前のカラ騒ぎ

「東京五輪」がきまるかどうか。1981年、名古屋がソウルに敗れた五輪委の決定を当夜、文部省で取材した。外務省や現地の体協からの報告は直前まで当選確実、それが大差がついた。 日本の外交や情報収集のお粗末さにあきれた。それが後に市長の自殺にまで及んだことで罪な空騒ぎとなった。(090930)

☆ 里山のちいさな柿

 里山を歩いていて、食べてみるかい と小粒の柿をひとつもらった。近くのお寺で生まれた「禅寺丸」。かじってみると意外に甘い、むかしの柿の味だった。 店先でみかける大ぶりの柿も「禅寺丸」の改良種と聞いた。柿のルーツだそうだ。小粒、しかも種子が多いので見限られたという。そういえばきょうは「敬老の日」でした。(090818)

☆ 鶴見川このごろ

「鶴見川」ってご存じですか。町田を源流にした一級河川なんです。かっては汚染のワースト1。はんらんする暴れ川としても知られてました。それが河川改修と清流復活のキャンペーンの効果か 悪評も遠のいているようです。 その上流付近を きのう歩いてみました。河川敷のススキにカワセミが一羽、浅瀬でカルガモがのんびりえさをついばんでいます。水面もひっそり秋の気配でした。(090906)

☆ なきどころ 人事権

 政権交代の成否の鍵は「脱官僚」。その官僚は、世渡りも巧みな知恵者たち。かって事務次官が笑って話した。「国会と新聞がなきゃ役人ほどいい商売はないよ」。 自公民政権下では マスコミは骨抜き、族議員との癒着で大臣も棚上げ、官僚天国をうたってきた。だから官僚つぶすに刃物はいらぬ、人事権と予算があればいい。どうする鳩山さん。(090905)


 ☆ まさかの"危険"

 一票の重みでヤマが動きました。自公政権の敗退には拍手、でも民主党の躍進にも不安を感じます。獲得議席が300を超え、他党の協力抜きで議会運営や法案の成立がはかれるからです。    事前の通信社のアンケート調査では民主党候補の53%が改憲賛成派。まさかと思うのですが、数のうえでは憲法改正だって手の内なのです。(090831)

☆ 季節の変わり目

 ひさしぶりの小山田緑地でした。山の畑では、まだ元気な向日葵と咲き始めたコスモスがハナを競ってるようでした。 トンボが稲田をかすめて飛びます。ジージーという蝉の声に、ミンミンが重なって聞こえきました。季節の変わり目は、政治の変わり目なのだろうか。ともあれ、この環境を残してほしいものです。(2009.8.25)

☆ 飛んできた8.15

 ことしの「8.15」はことさらに暑い。この5,6月、身近な人がつぎつぎ逝きました。庭の柿の葉に見慣れない蝶がひらりと止まりました。はるか南方からとんできたアカボシゴマダラチョウだという。 あきもせず 草木をわたり飛ぶ蝶の姿に、逝った人たちへの思いを重ねていました。真夏の幻影なんだろうかー。(090825)

☆ 松原泰道師

 禅僧の松原師が逝った。そのむかし 東京・三田の寺に93歳の老師を訪ねた。「心のページ」への執筆依頼のためでした。難なく応じてもらい、タイトルも「甘味・苦味・渋味 人生の味」ときめました。 「甘さと苦さを味わって後に、茶の醍醐味の渋さが味わえる。人も甘・苦を嘗めてこそ落ち着いた渋味のある人柄が具わるように思えるんです」。そのおり うかがった渋味のある話を思い出しました。(090804)

☆ 関西風のサービス?

 関西のある町で、お昼どき 讃岐うどんの店に寄った。「ロチュウトリシマリや」。店員のひと声で何人かの客が店から飛び出した。路上駐車取り締まりの「警報」だったのです。食べかけの客のうどんに、 すかさず店員がサランラップをかけた。おそらくはマニュアルにないサービス、さりげないのがいい。これ 関西風の気配りなんだろうか、ふと考えた。(090728)

☆ 早起きして蓮をみる
大賀蓮 今朝は早起きして、近くの蓮田に急ぎました。一面に大賀蓮が広がる蓮田では,カメラを手にした”先客”たちで大賑わい。花はいまがちょうど見ごろ。いつもの夏より花芽も多い。稲田をわたる風はさわやか。 農道わきの無人スタンドには、とりたての野菜がならぶ。百円玉で熟れたトマトを2つ買ってみた。田舎暮らしが身にしみる朝でした。


☆ ほんとうの「プロ」

 電話のルーターをバージョンUPしたらインターネットの接続がダウン。朝一番で電話サポートを受けたが これが大変ー。携帯片手にルーターとPCを往き来、電源を切るやら 配線を探るやら。苦闘 1時間半、お助け役の辛抱つよい対応で修復できました。 なんども諦めかけたユーザーを励ますのも、プロの技なんだ と知りました。大げさには 気持ちの通いが修復につながったのです。

☆ ユリの花

 しばらく東京を留守にしていました。関西に行ってました。重く 悲しい 日々でした。帰宅した庭に、白百合が一本 咲き残っていました。庭の灯りにほんのり うかんでみえます。京のわびすけさんからも掲示板にササユリをいただきました。いつになく身にしみます。有り難うございました。(090705)

☆ Web管理は私の健康法

 「鯰」へのアクセスが あすには23万件を超えそうです。ささやかな繋がりに感謝しております。HPは不特定多数に向けての”発信源”。「こわくないですか」と聞かれることが多い。恐くはないがプレッシャーを感じてます、と答える。改訂しなきゃと思うからです。近頃プレッシャーに押されて出かけることが多い。web管理は、私の健康法なのかもしれません。( (090621)

☆ 久しぶりに聞く「マル政」

 厚労省汚職事件のからみで「マル政」が話題になる。かって聞き慣れた役所隠語のひとつ。マル秘(秘密)、マル被(被疑者),マル暴(暴力団)、マル特(特ダネ) なども同列。マルのわりには陰気でどこか胡散臭い。「マル政」も国会議員からの”たのまれごと”をいうのだが、ご丁寧にも重要度のランキングがつく。選挙前、検察の動きによっては野党への牽制球にもなりかねない。(090617) 

☆ やはり母親は強い

 近くの総合病院に入院してました。今回は骨折でなく検査入院でした。この日の入院患者は10人、診療先はまちまちだが、そろって おじいさん世代。 それぞれが 元気そうな奥さんに伴われて病室入りした。ふと母親に付き添われた小学校入学の日の風景を思い出した。「ろうじん、こども」とは よくいったものです。(090615)

☆ 眠りを覚ます外来鳥

 明け方 けたたましく鳴きつづける野鳥の声で起こされた。声の主は、高尾山周辺で繁殖するガビチョウ(画眉鳥)。 鳴き声が美しい、と中国では珍重されているそうだが、日本に棲むようになって「侵略的外来種」という汚名がついた。なるほど 小雀たちを追いやり、ウグイスを真似て調子はずれに鳴く姿に野鳥の可愛さがない。(090610)

☆ 里山で会った若者たち

いつもの里山で、めずらしくアメリカ人に会った。都内から自転車でやってきた若者2人。「砂漠が広がるアリゾナ出身、赤土の町でそだったので、日本の新緑や青草が、とても美しく見える」。尾根を抜ける風が涼しい。 若者たちは帰り際、座っていた場所の青草を、なれた手つきで立て直して去った。ハイカーのマナーなんだろうが、自然は、人間をより優しくしてくれるものらしい。(090527)

☆ 朴葉の保存

きのう まだ若葉が残る朴の葉を切り取り保存しました。秋の「朴葉焼き」に備えてのわが家恒例の”しごと”です。  南面に住宅が建ち並んで遠景は失われたのですが朴の木は、いつもの年より花をつけ、枝を大きくのばしました。片隅で咲いた芍薬も日暮れには花を閉じ、朝になるとまた開く。ちいさな庭の草木たちも懸命に風と光をよんでいたのです。

 ☆ 新インフルエンザ

 新型インフルエンザ騒ぎ。対岸の火事と思っていたのですが、きのう 孫の通う県立高校でも患者確認との連絡、とたんに身近なできごとになりました。  ”保菌者”のバレー部員とは昼食仲間だったとか、さいわい電話の向こうの関西弁は「健在」でした。元大学教官(厚労大臣)の動転ぶりをみるにつけ、意外に子どもたちがいちばん冷静なのかもしれないな、とふっと思いました。(090519)

☆ ちいさな白い花

 庭のブルーベリーがちいさな花をつけました。これまではちらりと実をみるだけの存在でしたが、この春 陽当たりのいい場所に移植したことで目にとまるようになったのです。黒い実をつけるこの木の花が  じつは白く可憐な花だとわかってちょっと心を動かされます。こんな思いになるのも、先日、訪ねてきた闘病中の友人との会話からでした。(090428)

☆ 癒しの花

 朴(ホオ)の花がひらきました。庭には不釣り合いな樹ですが、大木に似合わず甘い香りを漂わせるのです。香りに誘われ見上げると、あちこちで開いてました。自宅療養中の友人に声をかけると さっそく来宅するとのこと。 記者仲間、病んでも好奇心はおとろえてないようです。朴は山の雑木、でも花と香りが 慰めになってくれればー。そう願っております。(090424)

☆ 武相荘と日本百選の里山

 となり町の鶴川にある「武相荘」が人気を呼んでます。白州正子・次郎夫妻の終の棲家ですが、このところ 周辺は見学者の列が絶えません。 そういいえば、わが家に近い里山にも、ハイカーたちの列がつづきます。ともに新聞・テレビがとりあげたのが刺激になったようです。白州さんの美意識、残したい自然環境ーとげとげしい世相の中で 触れてみたい”オタカラ”かもしれません。 でも 「忙しくてか 売店の人は無愛想(武相荘)でしたよ」という皮肉な感想だけが残るとすればさびしい。

☆ 「鯰」 10歳になりました

 「鯰のひとりごと」 おかげさまで今月で10歳になりました。2002年に骨折治療の合い間に、なんとなく立ち上げたのがこのHPでした。     それから10年、わが家の周辺も大きく変わりました。自然が後退、道路が広がり、分譲住宅がぞくぞく立ち並ぶことになりました。当然のことながら住民の高齢化が進み、人のつながりもしだいに薄れていくようです。 この十年の得失を考えてみました。(090308)

☆ ユキヒョウ

ひさしぶりの多摩動物園でした。ユキヒョウの3つ子たちの動きにみとれ、オランウータンの知恵に驚かされました。 かって、りんと岩場に立っ孤高のユキヒョウに、冬を感じたものです。
それがすっかり様変わりしていました。人気の「旭山動物園」に刺激されてか、 飼育員たちの見せる努力もうかがえました。北の動物園での公務員の「挑戦」は多摩にまで及んでいたのです(090304)


☆ 連載小説

  ひさびさに新聞の連載小説を読んでいます。五木寛之の「親鸞」。現役時代は、連載小説なんて、と敬遠気味、紙面の無駄遣いだ、と”敵視”した時期もありました。 読み始めたのは年齢のせい?いえ 面白いからなんです。空白の親鸞の青年時代を巧みに描く筆さばきに作家の力量をみてます。それに山口晃の挿絵がさりげなくていい。連載小説も まんざらでもないと思うようになりました。(090218)


☆ とうきょう五輪

 近くにある運動広場で、りっぱな横断幕が風に震えていた。「日本でオリンピックを」と染め抜いた五輪誘致のキャンペーン幕。先日 環境最優先、都民の支持率60%などを盛り込んだ開催計画書が公表された。知事が叫べば叫ぶほど反応は冷ややか。横断幕のかわりにベンチのひとつでも というのが庶民のホンネ。ましてや赤字の補填は税金で、となるとなおさら五輪がかすんでみえる。

☆ さと山の春

  紅梅が咲く陽だまりでタンポポと木瓜が花をつけてました。枯れ葉の丘陵にやっと春の色です。「木瓜は放春花ともいうんだよ」。地元の人に教えられました。花で季節をよんでるんですね。 そういえば この「小山田」は、考証学をきわめた国学者小山田与清の出生地でした。ちいさな草花が、江戸時代の夢まで見させてくれます。(090205)

   ☆ 立春大吉

きょうは「立春」。暦の上では またひとつ冬を越しました。京都に住むPCの友人から春を告げるバラの花束が届きました。グリンテイカードなので香りはありません。    でも添えられたメッセージから ふた冬まえの愛猫の死をのりこえ、ほっと迎える春の喜びがつたわってきました。苦しさや悲しみは ひょっとしたら 冬の”季語”なのかもしれません。いえ そうであってほしいのです。
   
   ☆ わが町 昨今

 元気かな、と友人からのメール。Webを見てたのだが、改訂してないので”異変”か と心配してくれたらしい。昨年は記録的な豪雨、    ことし早々 老人病院で死者がでる流感騒ぎ、ともにわが町のことでした。警告をかねての大報道、街にマスク姿が目立つようになったのがその成果か。    この2年間かかわってきた「文学散歩地図」づくりも大詰めです。1日からのオマケの展示会の開催準備に追われる日々です。

   ☆ いまどきの建て売り住宅

 隣接地で住宅建設がはじまって、いま風の家づくりを観察することになった。そのスピードのはやいこと、電気ドリルと釘打ちの機械音が響いて、あっという間にロフト付きの建て売り住宅が。 軽い資材を組み込む手軽な工法、職人の技も必要ない。庭の桜の幹に円くうがった穴がある。2年前からはじまったアオゲラの住まいづくり。この夏はどうなるのかな。(090115)

☆ かわる里山の風景

 近くにある里山が、「日本の里100選」に選ばれました。A紙が全国2000の候補地から選んだ100カ所の里山のひとつ。いま里山ブーム、草深い道で、何人もの人と出会うようになった。 珍しい草花が消えて、歩き人の落とし物も見かけるようにもなった。この選定を機会に、新聞、テレビを通じて普及活動、ツアーも企画していくという。いやおうなしに田舎の風景が変わっていきます。(090105)

☆ 新年おめでとうございます

 おだやかに明けました。ことしも近くの神社への初詣でスタートです。かっては新聞各紙の読み比べからでした。いつの頃からか神社詣でが恒例になりました。 無味乾燥な”缶詰記事”よりは 境内でいただく甘酒に癒されるようになったからです。新聞業界も赤字続きとか。知人からの賀状で知りました。(090101)

☆ この国の貧しさ

  「派遣切り」が悲しい。仕掛けたのは増収増益にわいていた大手企業。この間に内部留保は倍以上にもなった。しかし派遣切れとひきかえに株主配当は維持していくという。 寒空に貧しく放り出しても悔いない非情な経営者たち。非情どころか、そのツケを自治体に、いや税金でまかなわせようとする心根がいやしい。この国 どうなってるのー。(081225)

☆ いまどきの住宅づくり

 隣接地で工事が始まって、建て売りの家づくりに関心をもつようになりました。造成工事は孫請けの監督が若い2人を怒り、励まして始まった。豪雨に祟られ4ヶ月がかり、社長は「採算割れ」と嘆く。 基礎工事は外国人部隊で。手よりおしゃべりが忙しい。水道はいまどきの若者を伴った町の水道屋さん。親方の怒声はとぶが、仕事ははかどらない。 この半年 身近に”いまどき”をみてきました。(081219)


☆ こだわりのリンゴ

 いつでもいいですよ、と頼んでいたリンゴが届いた。歯ごたえがあって甘い。元エンジニアが丹精ををこめたこだわりの林檎だ。この知人 定年を待って弘前にUターン、種類のちがう10本の樹を守り育てているという。 いわば趣味の林檎づくり。だから収穫もお天気と林檎の熟れぐあいをみて1個、1個だという。”ものづくり”にかけた知人の生き方が時にうらやましくもみえる。(081202)


☆ ちいさい訪問者

 朴の枯れ葉が庭をうずめます。秋が深まってきました。いつになく遅い紅葉です。枯れ葉の庭に、2匹の子猫がひょっこり姿をみせました。逃げ足の早さからノラの兄妹らしいのです。 しろい猫は「エプロン」、もう一匹には「トラ」と名付けました。飼ってやりたいのですが先行きを考えるとそうもいかない。ここ当分は、ガラス戸を隔てての”交流”になりそうです。秋の日のひとこまです。(081116)

☆ 秋みつけた

 久しぶりに東京駅周辺を歩きました。鉄鋼ビルや中央郵便局が小さくみえます。時計が外された煉瓦駅舎のなんとわびしいことか。秋はみつかりませんでした。翌日、 詩人八木重吉のふるさとの相原を歩いてみました。熟れた柿の実や咲き競うコスモス,折よくであった寺院の縁日にやっと秋を感じました。やっぱり わたしには田舎暮らしが合ってるようです。(081029) (

☆ やっと”解放”

 騒音と通院 やっとのことで この二つから解放されました。4ヶ月にわたった宅地造成工事はきのうで一段落、重機の騒音も止みました。 もう一つが骨折治療の病院通い。小指の曲がりはいまひとつですが 生活に支障なしということで通院から解放されました。 ふっと見渡せば秋です。深まる秋をたのしみたいものです。(081020)

☆ にんげん 万歳

 隣接地での宅地造成、今月末でやっと完工のようです。雨の日も風の日も4ヶ月間、パワーショベルが唸りをあげてました。わが家にとっては 眺望も風通しも遮られる”めいわく”工事。でも 雨にも負けず働く下請けの若者の姿や若い現場監督のみごとな采配ぶりを  みるうちに感動さえおぼえるようになりました。にんげんって とてもすばらしいんだ。

☆ ノーベル賞

 日本人研究者4人の受賞。ひさびさの朗報でした。基礎研究の分野だったのがいい。とまどい、照れる受賞者の顔がいい。それにひとりを除いて東京の著名大学OBでなかったのもいい。地道な努力が「暗い」と皮肉られ,実用や結果だけが評価されるいまの世相。 今回の授賞は成果主義ニッポンへの「皮肉」といえないだろうか。結果をもとめるに急いではならないということでしょう。(081008)

☆ 里山歩き 再開

 秋晴れに誘われ里山を歩きました。ひさしぶりの谷戸は、やさしい色に染まっていました。畦道で蝶を追うご同輩にも出会いました。先日から地元主催の里山ガイドのボランテイア養成講座に参加しています。自然や歴史などの知識を土曜日ごとに得ています。 いつもより秋が待ち遠しくなりました。

☆「中身」がかわらなきゃ

 福田首相の突然の辞任で自民党総裁選の幕が開いた。「刺客」「小泉劇場」で桟敷席も踊った前回。そのツケは大きかったはずなのに、こりもせず「茶番劇」が始まる。 役者はそろった、後はメデイアがとびつくキーワードが欲しい、というところか。かって リ事件で退陣した首相の後任に強く推された硬骨の政治家がいた。 「本の表紙を変えたって中身が変わらなきゃ意味がない」(伊東正義・元外相)。こんな一言を残して座をけった。やはり 解散あるのみですか。(080904)

☆ 記録やぶりの豪雨

 豪雨騒ぎで、つぎつぎ見舞いの電話をいただきました。あわててテレビをONにして、私が住む町で1時間110_の降雨量を記録したことを知りました。たしかに明け方の雨は異常でした。 「30−50_:バケツをひっくりかえしたような」「50−80:滝のような降り」「80以上:恐怖感を伴うようなー」。この気象庁の雨量定義からみると、「110」は、とんでもない数値だったのです。 わたしたちが鈍感だったのか、それともニュースが誇大だったのかー。お電話やメール有難うございました。あらためて人との絆を自覚しました。(080830)

☆ 芙蓉の花
 明け方、稲光と雷鳴がとどろきました。110ミリの大雨記録だったとTVが伝えました。さいわい被害はまぬがれました。この夏はじめて芙蓉の花をみました。シーズンが終わって店じまいした近所の草花屋さんの垣根で花をつけてました。 人がいなくなった小さな店は、たちまち夏草に覆われていました。垣根の芙蓉は 手いれされて並んでいた草花を あざ笑うかのように”婉然”と咲いていました。そういえば 酔芙蓉が似合う「風の盆」はもうすぐなんですね。(080828)

☆ 北京五輪終わる

 なんだか空しさがのこるオリンピックでした。日本選手団、わけても前評判が高かった星野・柳本・反町監督らの「○○ジャパン」の敗退のせいだけではありません。 ホスト・中国の虚飾の設営とその規制、厳戒ぶりにも興をそがれました。でも救いもありました。日本ではマイナーとされる種目での健闘と入賞でした。北京五輪は、マスコミや世評による「額面」と「実際」の”落差”の大きさを改めて感じさせてくれました。(080817)

☆ 小指の役割

 両掌で水をすくって顔を洗いたい、両手でキーボードもうってみたい、うるさい蚊も両手で仕留めたいー。小指の骨折から40日たちました。たかが小指と思ったのが間違いでした。 ふだんは目立たない存在ですが、実はしっかり裏方を務めていることを教えられます。でも小指ひとつでこの始末、難病や障害のある人たちの厳しさを思うと、両手でーは”贅沢な悩み”なのかもしれません。(080816)

☆ 暑中お見舞い申し上げます

 暑いですね。いかがお過ごしですか。近くの丘陵の木陰で涼風に、と思うのですが、いまは”足止め”の身です。オリンピックをめぐる空騒ぎと家の隣接地で進む造成工事の重機音、暑さを掻き立てます。 あわてず騒がず ここは静かに ウチワ片手にスリーラーものでも読むことにしました。HPへのアクセス件数 5日に21万件を超えました。ご訪問いただき ありがとうございます。(080805)

☆ ゆがめられたオリンピック

 1936年8月1日、ベルリンでオリンピックが開かれた日です。独裁者・ヒトラーは、この五輪で ユダヤ人の迫害も領土拡大の野望も押し隠して「平和な国」を演出、世界にアピールしたのです。 この五輪が 第2次世界大戦への「狼煙」だったと世界が知ったのはずっと後でした。いよいよ北京五輪がはじまります。しゃにむに覆い隠して「愛国心」をあおる姿に、70年前が重なってみえてきます(080801)

☆ 2000年の命つなぐ大賀蓮

hasu
今朝は早起き、近くの蓮田に急ぎました。早朝にひらく古代蓮の花を見るためです。この蓮のルーツは2000年も土中に埋もれていた三粒の種子。ここに移植されて、この夏も、雑草を押しのけ 背を伸ばして花をひらかせてました。 町田市が地元農家に蓮田の管理を委託してきたのですが、経費削減で、いまや荒田寸前。もともとは野生種、草田の中で咲いた大賀蓮に、逞しさと健気さを感じました。(080730)

☆ 痛みはじめた薬指

 指のなかで薬指の存在感は薄い。先日、左手の小指を骨折しました。一ヶ月の固定で痛みは消えたのですが、代わりに無傷の薬指がしくしく痛みはじめました。小指と一緒に包帯で固定されていたので薬指が小指に”同情”したのかなー。    実は五指のうち薬指だけは腱が両隣の指と連動しているんだそうです。ケガをして ささやかな体のメカニズムに気づかされました。(080723)

☆ ひぐらしの季節

 真夏の蜩が鳴いています。自宅蟄居の身にはいっそう、せわしく聞こえます。先月 自転車事故で膝かしらと小指を痛めました。サンダル、バイクに続く3度目の骨折。    「残りは三輪車しかないね」と仲間たち。原因は,、歩車道の段差の水溜りでした。この自転車なら大丈夫と判断した一瞬のミスでした。「痛み」で、またひとつ覚えました。こんどは注意して走りますー。(080723)

☆ 増殖したヒラメ教師

その昔 教委や校長らの「上司」だけに目を向ける教師たちを「ヒラメ教師」と皮肉った。ヒラメはますます増殖を続けて、いまやあたりまえの現象だと聞いた。 文部省は、ひところ教員組合つぶしに力を入れた。教師の上昇志向をくすぐることで分裂や離散の効果をあげてきた。大分県での教員の採用・昇任をめぐる汚職事件、底流に、 行政が育てきたこんなヒラメたちの存在を見落とせない。「閉鎖社会の特異現象」というだけでは片付けられない。(080713)

☆ 眠っていた先輩
 昼間、とつぜん睡魔に襲われ、居眠りしてしまう病気があるのを最近、知りました。「ナルコレプシー」。その昔、鉛筆を握ったままで熟睡する先輩がいた。 締め切り間際、緊張した「デスク席」でも居眠り、仲間からは「大物」と思われていました。「演説する社長の前でも眠りそう。”病気のせい”という診断書でも書いてくれる大先生いないかな」と相談をうけた。 なに冗談を、と聞き流した。その先輩、社の覚えめでたく後にプロ球団社長に転任、リーグ優勝に導いた。病気か大ものか、いまだにわからない。(080713)

☆ コンサートの思い出

ソプラノ歌手と作曲家、2人3脚で全国行脚してきた亀山法夫・勝子夫妻が さきごろ 自作曲だけのCDをリリースした。 出会ったのは20年前、聴いて感激、町田に招いて、みんなで手づくりのコンサートを催した。歌曲、童謡、法夫さんが曲をつけた子どもの詩を勝子さんが会場いっぱいに響かせた。こんなオリジナル曲はもう1000曲を数えたという。 サントリーホールでも歌われ、新作CDにも収録された。CDで聴く ひさしぶりの亀さんたちの歌に、じっくり年輪を感じました。(080709)

☆ おもしろい街

 建築家隈研吾さんが近著に「いま 東京で面白い町と問われれば躊躇なく町田と秋葉原と答える」と書いていました。隈さんは東京ミッドタウンなど都心の街づくりに関わる建築家。   リアリティとヴァーチャリティの唐突な接合がとりわけ魅力的だ、と書く。異質なものが表向き、並存するのが「都市」だという。ベットタウンとして造りかえられた町田もすっかり面白い都市になったという。 ヴァーチャルを手がける建築家の夢と皮肉なのかもしれない。(080701)

☆ 波紋広げた暴行事件

 深夜の東京・立川で酔った新聞社支局長がすれちがった飲食店主に暴行、ケガさせる事件があった。「お粗末な男」「新聞記者の驕り」など ネットの世界でも批判や論評が相次ぐ。 マスコミこぞっての報道で世間を大きく騒がせる。現役時代、こう書くと こんな非難も、そしてそのときにはー、面倒な記事を書くときには、こんな思考をめぐらせた。いつの間にか身についた記者の「保身術」。 今回の件で 瞬間、波紋の広がりに思い及ばなかった被疑者。支局長どころか新聞記者としてもつとまるはずがない。(080630)

☆ 秋に備えて朴葉とり

  つゆ寒とでもいうのでしょうか きょうは雨に降られてハダ寒い一日でした。思い立って まだ青々した朴の葉をとりこみました。      秋の日の朴葉焼への準備なのです。 これが意外に面倒。一葉づつ水洗いして蒸籠で蒸した後で乾燥させるのです。こればかりは わたしの仕事。わが家の周辺からみどりが消えていきます。 いつまでも続けたい我が家の「歳時記」なんです。(080625)

☆ さまざまな人

 新築の家とHVの大型TVが「得意」な知人がいる。大型テレビはもう珍しくないのだが、つい自宅に呼んで放送録画を見せたくなるらしい。でも 手狭なリビングで長時間、大型画面と対面する苦痛を思うと、 ナマ返事になる。家庭でのテレビは、くつろいで気ままに見られるのがいい。大型画面でみるならホールか映画館がいい。この招き 善意か 人恋しさからかー。世の中 さまざまな人がいて面白いのだがー。

☆ 学校が 教育が心配です

 東京・杉並の小学校、屋上天窓から児童が墜落死した。狭い都心の学校 たまには野外でのびのび授業をしたい、という先生の工夫が「裏目」にでたようです。いま公立学校では創意工夫はタブーだとされます。 教育長もさっそくコメント 「屋上での授業は不適切だったようで」、暗に先生の不手際を指摘してました。しかし施設管理の当事者は教委の筈。有料学習塾を学校に導入するのに熱心な教育長らしい非教育的発言でした。(080620)

☆ 身勝手なんですかね

 岩手・宮城内陸地震、わたしの住む丘陵地もぐらっと揺れました。わがやの周辺では このところ慢性的な揺れが続いています。 隣接した崖地で、宅地造成工事が始まったからです。 2台の大型パワーショベルが谷間を埋めていきます。被災地に投入された重機に威力を感じても、間近かで動く大型重機は、環境破壊の「モンスター」に見えてきます。 機械や道具も、用途や立場によって違って見えてくるんですね。(080610)
   
☆ 「偽装社会」

 凶悪な事件が続く。ひと昔前、捕まった犯人はそれらしい顔つきでした。影を廃した警察の鑑識写真でみせられていたせいかもしれませんが、 ともかくも顔つきであるていどの危険は避けられました。今回の秋葉原事件、テレビの一報は「犯人は暴力団員」だと伝えました。しかしそれがごく普通のわかものとわかって2度  驚かされた。「不確定の時代」を あらためて意識させられました。(080613)

☆ 里山のいきものたち
汗ばんだ日 小野路を仲間と歩きました。その里山は、にぎわっていました。谷戸のオタマジャクシは元気がいい、かたわらで野太い声で鳴き交わすのは親蛙だろうか。 ウグイスが心地よく鳴く雑木林で、「ケーン」と野生の雉の声が切り裂くように響きます。色濃く咲きそろったバラの広場、草むらでことし初めてアオダイショウに出会いました。 それぞれに夏を謳っているようでした。(080526)

☆ 東京歩きがおもしろい
 「江戸・東京歩き」に参加、皇居周辺を歩いてきました。霞ヶ関や皇居周辺は、かって仕事の主戦場。 知りつくしているつもりでしたが、 ゆっくり歩くといくつもの発見がありました。お濠に清水の井戸跡が残っていたり、桜田門外の変の
井伊直弼の屋敷が桜田門の直近だったのですね。東御苑の池でヒメコウホネという水花もみました。東京がおもしろく見えてきました。(080518)


☆ 辺境の地の悲しみ

中国・四川大地震。死傷者5万人をこす大災害になった。被災地は少数民族が多く住む辺境地域、ささやかな 暮らしが一瞬にして瓦解してしまった。悲しみが胸をうつ。 その一方では 外国からの人的援助に待ったをかけ、国防軍の救援活動を大写しするよう要請する北京官僚。ひとごとではないような気がしてきた。

☆ 「雑草という名の植物はない」

「花オンチ」とでも言うのでしょうか、いまだに草花の名には疎い。つい先日も湿地に咲く花をみて、菖蒲かカキツバタかな とつぶやいたら、知らない人から 「いえ葉の形からイチハツですね」と返された。いや ご親切に。いま里山は 野草や草花の観賞族でにぎあう。 ただ土の道を歩いて風を感じるなんてのは時代遅れらしい。そういえば 「雑草という名のー」と言ったのは昭和天皇でした。

☆ ことしも朴の花が咲きました

 雨上がりの庭に甘い香りが漂っています。朴の木がことしも白い花をいっぱいつけました。もともとは里山で育つ雑木、場違いな庭に移って40年経ちました。夏には陽かげを提供してくれ、秋の落葉は朴葉焼の材料にもなります。わがやにとっては欠かせない存在です。 きょうは憲法記念日、ホウの花が法の花に思えてきました。さりげなく 護ってくれるのがホウの精神でしょうか。(080503)

☆ 「無責任」という名の責任者

 福田首相の「(物価の値上げも)しょうがない」の発言が物議をかもした。本音だろうが国を動かす総理の立場ではお粗末なひとこと。「(イラク派遣の違憲判決)そんなの関係ない」と切り捨てたのは防衛庁高官。はやりのギャグに言寄せての発言だったと言い換えた。   国民をみくびっているのだろうか、当事者意識に欠けてるのだろうか、この国は どこに向かうのだろうか。(080501)

☆ まちだ文学散歩マップ

 この1年 関わってきた「町田文学散歩マップ・鶴川篇」(町田市民文学館編)がやっとできました。A3判・2頁のささやかなガイド紙です。「へーこんな人がー」掘り起こしを楽しみました。でも この地にとどまった文人の多くは戦中戦後の疎開派、文化の香りも残さないいまま足早に立ち去っています。 まちだの”市民文化”は、まだ「文化包丁」や「文化住宅」の域を出ません。「文化」が空しく響きます。ことしもまた 地域を広げた文学マップづくりに関わていきます。(080426)

☆ ブレーキが効かなくなったとき

  名古屋高裁が自衛隊のイラク派遣に「違憲」の判断を示した。暴走気味の海外派兵論議に、「憲法」というブレーキの所在を確かめさせてくれた判決。団塊世代の裁判長が退官間際に書いたのだという。先日、東名高速での脱輪タイヤによる事故。直撃された観光バスの運転手さんが亡くなったが、その直前までブレーキを踏み続けて 乗客の命を救ってくれた。 「ブレーキ」があるからこそ 安心できるのだがー。(080418)

☆ 里山のヤマザクラ
 
里山に残った樹齢300年と伝わるヤマザクラがこの春もみごとな花をつけました。先日 知り合いの彫刻家に誘われて芝の増上寺に。折よくこの日は徳川家霊廟の特別公開日。       桜散る霊廟は、東京タワーの足下、遠目には将軍達が膝まづいているように見えます。「タワーもホテルも元は増上寺境内の墓所でした。それがー」案内の僧侶はくやしげでした。境内をうずめていたヤマザクラもいつのまにか町のソメイヨシノに変わってしまったということでした。写真はわがやの庭で咲いたヤマザクラです。(080407)

☆ ひそやかな春

 棚田のヤマザクラが気になって里山に行ってみました。老樹は 目ざめたばかり まだ固いつぼみでした。でも分け入った丘陵では ミツマタ モモ ダイコンバナ 菜の花が 曇り空ににじんで春をうたってました。芽をだした春ランを見つけた友人は        そっと枯葉をかけて通り過ぎました。

☆ 「税制」の原点復帰

 税収、配分を定めた「税制」が国会で大揺れです。あおりで ガソリン値下げも浮上してきました。議会制度は税制の決定権をめぐる国民の戦いから生まれたとされます。税制の主役はもともと国民の筈だったのです。なのに官僚や政治家が気ままに運用、あげくは乱費やドロボーまがいが横行してきました。 このさい 解散、総選挙も原点復帰への代償と思えば重くない。(080330)

☆ 春がもどってきました

 この2,3日 寒気にふるえていました。きょうは一転春の陽気です。庭の木々も蕾をふくらませ、東京のさくら開花宣言も きょうだったようです。わが家の庭の日だまり 来春も期待できるかな。凍結されていた南面の空地に、住宅が建ち並ぶことになった。(080322)

☆ 野鳥の鳴き真似 哀れ

 けさ キョキョキー 鳥の奇声で目覚めた。ツグミの大きさで、ヒヨドリに似たガビチョウでした。中国から持ち込まれ野生化した外来鳥、新参ながら庭の野鳥を追いかける”暴れん坊”。野鳥の鳴き真似が得意だそうだが、聞こえてきた鳴き声は 声が大きいだけでリズム感もない。生きる智恵なんだろうか、もの真似のさえずりにさびしさがのぞきました。いつ 自分の歌を響かせることになるのだろうか。(080310)

☆ 2人の作家展
 暖かい日の新宿。御苑で梅の開花に出会い、オペラシテイで2人の作家展を見てきました。彫刻の舟越保武と多才な作家池田満寿夫の作品展。作風も生き方も全く対照的な2人の故人。 どきりとするモチーフと独特の色づかいを見た目には 舟越の静謐な聖女像はきわだって優しく映ります。池田は仏教に、舟越はキリスト教に、帰依した心が作品を感動的なものにしているようでした。(080222)

☆ こんどは締め付けですか

 学習指導要領が大きく変わる。かって改訂を取材した立場での印象は、「文科省の運転、無策でやはり荒っぽい」。過去の改訂も国際テストの成績が悪いと「しめつけ」、受験苦が問題になると 指導要領を「ゆとり」路線に。行き先が決まらないままに改訂ごとに緩急の繰り返し、”乗客”は不安でならない。 おそらく文科省は「教育は百年の大計」「審議会の意見を反映しただけ」と無責任な答弁を繰り返すのだろうが。(080219)

☆ 雪の下には福寿草
 この冬 三度目の雪でした。早朝 ご近所さんの雪かきの音で目ざめました。しぶしぶ3センチほど積もった道路の雪かきです。意外に新雪は軽くて作業もはかどりました。ついでに庭の植え込みに水をかけるとひょっこり福寿草。しっかり春を刻んでいたのです。早起きも悪くないや、雪国育ちのご近所さんの智恵に感謝しました。(080211)

☆ 国益ってなんだ

 国益 国威を守るために個には容赦ない。今回の餃子中毒事件、否認してきた中国も、一転 「個」の不始末として早期決着を図る構え。 かって 日本も お国のために、と民を戦争に駆りたてた。繰り返したくない暗い過去。そんな歴史が教科書からも薄れていくのがなんだか悲しい。(080208)


   ☆ ある がんこな奴

 きのうは雪でした。ジャンプが得意だった友を思いました。その前日に彼は旅立ったのです。会津の血をひく頑固な奴、そのくせ憎めない好人物でした。20年前、老舗の同族会社で労組を結成。「ゼミは労働法だったんでね」。会社からは敬遠された彼の葬儀には、”伝説”を聞いた若い人たちが駆けつけてくれた。遺影の笑顔がほこらかに見えた。明ければ真っ白な雪でした。(080201)

☆ 青梅丘陵雑感

 誘われて青梅丘陵を歩きました。長く続く杉林の間の道には雪が残って、冷気が頬をさします。花芽の様子から花粉の飛散も間近のようでした。その丘陵の主役はながく地元を支えてきた杉林。人手がかかって値段が安い。いまではやっかいもの扱いだ。谷間にみえた杉材のベンチとテーブル。地元の農高生たちが林業科の廃止を惜しんで観光客用につくったのだという。どこか淋しい風景でした。(080126)

☆ ざら紙の写真集

 手許にざら紙の一冊があります。50年前、出版された土門拳の「筑豊のこどもたち」。先ごろ、のぞいた土門拳展、思い出して本棚から見つけだしました。報道写真 リアリズムって、こうでなきゃと感動した写真集でした。額装されて展示された原画からは あの感動は伝わってきません。そまつなざら紙にこそ 閉山炭坑の苦しみが焼き付けられているようでした。(080124)


☆ 「エコ偽装」

 再生紙の「エコ偽装」が浮上して、通産 環境庁などの責任追及が急だ。手間がかかって 紙質がわるい、そのうえ古紙も足りない。技術も体制も整わないままに笛をふいてきたのはこの官僚たち。受け入れ偽装した製紙業界は責めをおうべきだが、ほんとうに問われるべきは「霞ヶ関」ではないのだろうか。(080118)

☆ 冬の野鳥たち


 赤い烏帽子だと「アカゲラ」ですが この鳥には帽子がない。 冷え込んだけさ、ひょっこり庭に飛んできて柿の木をついばんでいました。餌の虫を探していたのでしょうが いやその熱心なこと。カメラを向けても動じるふうにない。この冬 海をこえてやってきた渡り鳥なのかもしれない。がんばれ 冬の野鳥たち。(090108)

☆ やはり野におけー

ひとめで見渡せる狭い庭なのにサンダルをつっかけて庭に出てみました。このところの陽気に誘われてか垣根のキンカンが葉陰で色づいています。桜の木の根元では水仙と野生ランがひっそり、でも元気よく花をつけていました。雑草が幅をきかす庭では、意外や草花が生き生きと見えるのです。 やはり野におけレンゲ草ということでしょうか。(080110)


☆ 師走の都心でー

 ひさしぶりの上野界隈でした。町にいつもの活気がない。寒空の公園ではものうげに歩く人たちをみました。偽や嘘がまかり通った虚年の年の瀬。美術館でみたムンクの画が、いまの世相を映しているようにも思えます。夏に干からびていた窓辺のカニシヤボテン、この冬も忘れずに花をつけてくれました。(071224)


☆ たまには町を自転車でー

 そう思ったのが間違いでした。夕方の都道、「無灯火」で警官に職質されました。それも友人からもらったマウンテンバイク、あいまいな対応に一時は「盗品」の疑いも。身分を証明するものもなく 自宅は留守電 だったので、若い警官も困り顔。ほどなく神奈川県での防犯登録が確認されて、お互いほっと 笑顔をかわして別れました。それにしても不用意でした。(071215)

☆ 師走の山で

 HPの改訂、怠けていました。一昨日に続いてきのうも高尾山に行ってました。晩秋の高尾を愛でるなんてことより たまたま仲間に誘われて出かけただけなんです。 それでも名残の紅葉に出会え、白い富士を望めたことが収穫でした。この2日間で36000歩、歩いてました。(071212)


☆ ことしの秋

 わが家から見える丘陵が 色づきました。この2、3日で せまい庭は、わらじほどもある大きな朴の葉で占められました。ばらりと舞い落ちる枯れ葉は 冬枯れの枝にとまったジョウビタキたちを驚かせたようです。 紅葉の丘に向かって飛び去りました。落ち葉掃きをあきらめて当分はこんな風景を楽しむことにしました。ことしの秋は 冬と一緒にやってきたようです。(07.1128)

☆ 踏み外したマスコミ人

アクセスが19万件を超えました。民主党小沢一郎代表の辞意劇は2日間で幕を閉じた。自公民連立話はくすぶり続けるままでの決着、後味の悪さが残る。 この騒ぎ、火付け役は読売の渡辺恒雄氏だという。 改憲を急ぐ社論だけでは飽きたらず中曽根元首相らと組んでの”政治介入”。趣味の野球ならそれもご愛嬌、政治の世界で、古典的な政治記者の手法が通用しなかったのがせめてもの慰めでした。(071108)

☆ドラゴンズの優勝

きのうは日本シリーズのTV中継を楽しみました。優勝すれば 社員に「お年玉」 という甘言で30年ほど前、トラからドラフアンに宗旨替えしてました。74年の優勝の年は金権批判で田中首相退陣、 82年は教科書騒動、88年は天皇の吐血。事件を呼び込む中日の優勝に舌打ちしたものです。日本一になったことしも安倍内閣が倒れる政変の年でした。でも改革へのきっかけになるならそれもいい。

☆ 一瞬の不注意

 きょうは真夏の空です。先日 高尾山の下りリフトで登山帽が風に飛ばされました。同行の友人が宅急便で届けてくれました。谷間に落ちた古帽子を探して拾ってくれた係の人、それをわざわざ 駅まで受け取りに行って、送ってくれた友人。一瞬の不注意が 迷惑の輪をひろげました。やっぱり人間 一人では生きていけないんだな と大げさに考えました。(070623)

☆ 庭のゆすらうめ

 庭先のゆすらうめが ことしも枝いっぱいに赤い実をつけました。子どもの頃 口の中でほのかな甘味をたのしんだ実なんです。ヒヨドリに先をこされてはと 熟れた実だけをきょうもぎました。口にいれると甘酸っぱい。結局 「果実酒」として保存することにしました。(070603)

☆ 居直れ 憲法

 いま 政治の世界では居直り、居座り、耳かさず が幅を利かせています。主役が権力者なら国の先行きが心配になる。 それにおじいさんの「私恨」が重なると なおさら始末が悪い。その昔街には抗議のデモの列が続きました。「抵抗勢力」も 古い話になってしまいました。いま本当に居直って欲しいのは憲法なんですがー(070517)

☆ のこった「急制動」の戒め

 掌の擦り傷もやっと癒えました。つい先日 自転車で走っていて転倒、鋪道に投げ出されて膝と肘と掌にひどい擦過傷、しこたま全身をうちました。風で飛んだ帽子に気をとられ 前輪に急ブレーキをかけたのが原因でした。一瞬、10年前のバイク事故の悪夢をみました。痛々しく残った傷跡は慣性に逆らう危険を教えてくれているようです。でもねー。(070509)

 ☆ フジの花の意外な顔

 葵まつりや源氏物語にも登場するフジ。一見優雅にみえて実は権勢欲が強い植物だそうです。なかでも野生種は傍の樹木に絡みつきながら、陽の当たる林の頂上を目指す性質とか。からまれた木は絞めつけられてやがて枯れ果てます。平安時代に摂関政治で頂点を極めた藤原一族の挿話と思いきや フジの名所 あしかがフラワーパーク園長さんのコラムで教えられました。(070509)
 
☆ 60歳の憲法

 憲法記念日でした。ひさしぶりに憲法の前文を読みました。主権在民、平和主義、人権尊重の理念が「われら」の立場で謳われ、個人の尊厳を尊ぶ「美しい国」が描かれていました。名文とはいいがたいのですが 意気ごみが伝わる達意の文章でした。前文からはそんなに簡単に改められてたまるか、というメッセージもよみとれました(070503)

☆ 初夏の風

 晴れた朝 アオゲラが 桜樹で虫を探していました。まだ幼鳥らしく 警戒心もうすい。新緑のサクラ葉の蔭でコツコツついばむ啄木鳥に初夏を感じました。そういえば わが家の狭い庭もいつのまにか花の季節を迎えてました。そろそろ”脱トルコ” しなければ。 (070430)

☆ どうなるのだろう 4年後の東京

 石原さんが3選をはたして都知事選はおわりました。あまりにもあっけない選挙でした。この間 地元のシニアたちと里山の桜を見歩きました。樹齢5−600年といわれる棚田の老樹、ことしも けなげに花をつけてました。庭のヤマザクラも満開でした。 ことしの花の時期は いつもより長く、散りぎわをまさぐっているようでした。

☆ 春への足取り


 桜にはまだ早い甲州の三ツ峠に仲間たちと行ってきました。太宰ゆかりの天下茶屋は まだ冬の端境期。復元された太宰のへやもひっそり、窓から見えるはずの「風呂屋の絵」風の富士山もあいにく雲の中。
開運山へは融雪によるどろんこ道が続く。野鳥の声を聞きながらの下り道は シモバシラが土を押しあげる穴ぼこ道。不用意に落葉を踏むと足をとられる。 「自然」は ときにはいたずらっぽい顔をみせる。(070327)

☆ さようなら ほのぼの君

 旧聞です。新聞漫画の「ほのぼの君」が 作者病気のため15451回の連載記録を残して終わりました。連載は通算44年、 ほのぼの君は会社の”先輩”でした。入社の頃 先輩は社会面の定位置から 懐かしくてさわやかな風を発信してました。「なんだか気抜けしたような漫画」と若気の至り 毒ついたこともあります。「人は強くなければ生きていけない。しかし優しくなければ生きる価値がない」 佃さんの言葉に感じました

☆ 青梅路 雑感
 きのうは2度目の青梅でした。民家が広くってお寺は りっぱな造り。古くって豊かそうな町でした。吉川英治が居を構え、日本画の玉堂が好んだ山と川がある田舎。山にひろがる梅林は いま花盛りでした。黄色いさんしゅうとミツマタが色をそえてました。お土産は特産のわさび漬の小袋でした。(070316)
 
 
☆ 陽春

 小春日和に誘われ 尾根道を自転車で走りました。延長6キロにおよぶ高台の道。目当ての富士山は雲の内、丹沢山塊はくっきり望めました。河津さくらにウグイスが飛び交います。「曇ってきたな 干してる布団がー」と独り言をいいながら急ぎ足で過ぎたご同輩もいました。(070308) 

☆ やっと読者にもどりました

 わが家の購読新聞は一紙にしました。永年 三紙の斜め読みを習慣にしてきただけにどこか心許ない。一紙だけ 大きく派手な掲載は「トクダネ」だったんだ と判断できたのも読み比べできたためでした。でも一紙だけになると新聞を読む時間が増え、熟読するようになったのです。現役を退いて5年 やっと読者に戻りました。

☆ 紀元前のユーラシアの栄光

 通りがかり、三鷹の中近東文化センター博物館に寄りました。古代ユーラシアの青銅器展が開かれてました。銅鏡の細工の緻密さ 鉢づくりの曲線美 観察眼の鋭さに BC3000年、この地に住んだ人たちの美意識と心意気を感じました。東西文明の橋渡し役を果たしてきたユーラシア、だが いまは その一角で争いがつづく。

☆ 趣向の違い

 春をおもわせる陽気 市内の名木百選を巡っている友人に誘われていち日、町と里を歩きました。 歩くのに目的があったほうがいい、と各地を歩くこの友人は元技術屋。忙しく木をチェックするそばで わたしは樹を見上げるだけ。柊の葉も老いると棘がない ただの丸い葉にー、なにげない自然のたたずまいが大写しにみえてきます。(070126)

☆ アナログ先生の書斎

 エッセイストの故串田孫一さんの書斎が北海道斜里の美術館に移設されるとか。生前 なんどかお邪魔した小金井の自宅のあの書斎。山積みの本の谷間に 赤鉛筆や鋏などが納まった三つのペン立て、当時ではまだ珍しい携帯電話が目をひきました。ワープロも飛行機も苦手の先生、でも この便利グッズには「文明」を感じとられていたようでした。なつかしく思い出されます。(070120)

 あったかい 冬の庭

 風もない暖かい日が続きます。きょうは朝から陽ざしの庭がにぎわっています。一番鳥は2羽のアオジ。ばらばらと舞い降りてきたのはオナガたち。常連のヒヨドリ、スズメも姿をみせました。やや遅れてやってきたのがキツツキ仲間のアオゲラ 桜の幹をちょこちょことかけのぼりました。なんだか 夢をみているような気分でした。
 


☆ シモバシラの氷の花

 ことしの山歩きは高尾山からでした。誘われて「シモバシラ」を見に行きました。シモバシラはシソ科の多年草の名称。冷え込んだ山の朝 この枯れ枝に氷の固まりが宿るのです。幸い出会えました。草むらにバラやユリ、ソフトクリーム風の自然の造形が散らばっていました。実はこの草花 秋に白い花をつけるので いまみる姿は茎の水分が凍ってはじけた「凍傷」だったのです。そう思うと どこか哀れにさえみえる冬の花でした(070109)

 ☆ 美しかった国のお話

 こんな賀状をいただきました。「大真面目に昭和の妖怪に傾倒しているらしい発育不全のアナクロ坊やなら戦後を脱却して向かう先が歴史と反対方向の神国ニッポンあたりになっていても驚くことはありません。ただ・・・」。 学徒出陣世代の会社の先輩からのものでした。岸内閣時代の安保闘争を取材、条約成立に同調する社説に ”抗議”して社を去った社会部記者。あらためて今を考えさせられました。(070101)

☆ おめでとうございます

 2007年 おだやかに明けました。おめでとうございます。ことしは「猪突猛進」に背いて ゆっくり歩んで行きます。いまから 陽だまりの道を歩いて小山田の古刹に初詣します。みなさまの幸せを祈ってきます。ことしもよろしくお願いします。(070101)

☆ 師走 大荒れ

昨夜は雷鳴が轟いて大荒れでした。打って変わって きょうはおだやかに青空が広がっています。この2.3日 体調をくずして 動かず過ごしてました。時ならぬ雷鳴が 「快復」を告げてくれたようでした。おぞましい事件や事故が続くこの師走、雷鳴は大自然からのメッセージだったのかもしれません(061230)


☆ 仲間たちと忘年登山

 ことし最後の山歩きは高尾山塊でした。落葉で埋まった岩場をたしかめながら歩く。高尾は難易さまざまな縦走路があるのが魅力。今回は2つの峠と3つの小山をこえる15`でした。落葉を散らすとそれは冬のラッセル気分、山の上はひんやり あわててヤッケを。その”変化”が楽しい。暮れた山の湯で足の疲れを癒しました。(061222)


☆ 冬鳥がやってきた

 わがやの庭にも冬鳥が姿をみせるようなりました。紋つき衣装のジョウビタキが尾をふるわせてます。ツグミが一羽 梅の小枝で長旅の疲れをいやしているようでした。いつの間にやらもう年の瀬、この時期ばかりは 締切に追われたあの頃が想われます。因果なことです。

☆  有楽町での同窓会

 雨のきのう 数寄屋橋で高校同期の同窓会がありました。歩き慣れてた筈の日比谷の地下道でちょっと迷い、ソニービルでは新製品に目を奪われました。出席者18人 話題の中心は医療費問題。なんだか怒りっぽくなっていたのは歳のせい、いや 政治のせいかもしれません。(061209)

☆  「はじらい」 もう昔言葉かな

 「はずかしい」「はじらい」なんて言葉はもう死語になってしまったのだろうか。党の方針に逆らった造反議員があっさり復党、公正を公約した知事が汚職にからんでシラを切る、家族を公職にとりたて「どこが悪い」と開き直る首長。そして その人たちが”美しい日本”や教育を方向づける。(061203)
 
☆ 西の紅葉 間に合った

 ことしの紅葉見物は紀伊と大和路でした。はじめての吉野山は赤とうす緑に染めわけられ、尾根に沿った山の道は落ち葉を重ねていました。人影もまばら ひっそり静まった大伽藍 いっそう旅情をそそってくれます。高野山宿坊での朝、声明の響きですっかり眠気も覚まされました。ゆく秋が身にしむ旅でした。(06.11.30)

☆ 落ち葉 散り敷く山の道

 半年ぶりに重い登山靴で山道を歩きました。御岳から高岩山を回るそま道を友人と3人で辿りました。散り敷いた落ち葉の坂道は滑りやすい。ようよう 岩場をのり越えると どんと視界がひらけました。遠くに新宿。大山もみえる。友人がいれてくれたコーヒーが ことのほか美味い。歩けるしあわせを 心のうちで山に祈りました。
(06.11.26)

☆ オオタカの飛翔とカワセミをみました

 風が冷たい朝 探鳥会に出かけました。冬鳥たちももどって公園の雑木林はにぎわっていました。紅葉の道を歩いてみたいと先日 いつもの里山に行ってみました。でも丘陵一帯は まだ濃い緑、ススキだけが白く波うってました。それにしても一人歩きのご同輩が目立ちます。問われるままに いつのまにか にわかガイドになっていました。

☆ おやじの背中

 近所の3歳坊やが玄関先に座り込んで破片のタイルの「組み合わせ」に懸命だった。そばでは左官屋さんの若い父親がタイル張りの門柱を建てるのに忙しい。小さな頭にしめたタオルも父親といっしょ。ただのお遊びだろうが 「子は親父の背中を見て育つ」を地でいくような姿に しばし見とれたのは元会社員のわたしでした。(061101)

☆ 学習指導要領の「法的拘束力」

 高校の必修「世界史」の未履修が問題になっています。これまでの行政の流れの中では 文句なしの学習指導要領違反。君が代を歌わなければ指導要領違反と厳しく処分してきた都教委も この事態には ただ だまりこんだまま。だからなんです 学習指導要領は所詮は「きまり」 でしかなかったんですよ、石原さん。(061029)

☆ そんなに急いでどこに行く

 なんだかうっとうしい秋です。いまマスコミを騒がせるのは拉致問題や北朝鮮の脅威、それに親の虐待 汚職公務員など。その元凶は憲法や教育基本法にあるといわぬばかりの政権。そして改訂を急ぐ。禍を右からの追い風に変える政治がこわい。これを支持する波は なお怖い。昨夜、映画「密約」をみました。(061026)

☆ そこは落語の舞台でした

 江戸歴史散歩の2回目は「王子」周辺。陸奥宗光や渋沢栄一らの豪邸と下町がほどよく同居していた町。広重、北斎が絵にした川すじや「王子の狐」「花見の敵討ち」で笑った落語の舞台もここでした。江戸の発祥はこのあたりだ と聞いて古跡、旧跡の多さも理解できました。お土産は「王子の狐」にでてくる扇屋の「卵の釜焼き」、甘すぎる味が 江戸の味だったのでしょうかね。(061015)

☆ 縁あってにわか”フアン”でした

 書きかけのままで早朝 尾瀬に出かけてました。中日落合監督の涙も車内の新聞で読みました。32年前です。中日が優勝すると全社員に祝い金がー噂が広がって あさはかにもー。ただ今回は 練習で新人を育て、年配選手を巧に起用する落合采配に拍手してました。あの時は与那嶺監督、ニクソン 田中首相が辞任した年、祝い金も 取材の打ち上げで消えました。(061012)


☆ 朴葉焼の季節に備える

 秋晴れの日 庭の朴葉を保存しました。朴葉焼に備えてのことです。雨風にうたれて葉の痛みはひどい。やっとのことで20枚ほどを選んで水洗い、蒸して日陰で乾燥させました。近じか隣の空地で造成工事がはじまります。わが家からの風景も一変することでしょう。そう思うと ムダな手作業にも力がはいりました。(061010)
 

☆ あたりまえなんですがー

 何十年ぶりかに小石川界隈を歩きました。都立高が呼びかけた「江戸東京歴史散歩」。荷風が生まれて琢木が亡くなった山の手。かってのお屋敷町もマンション群に呑み込まれた格好。あいにくの雨 土に滲みることも無く雨水は勢いよく坂道を流れる。伝通院と小石川植物園で やっと一昔前を思い出しました。(061001)

☆ キンモクセイがにおう秋

 ほのかにキンモクセイの香りがただよってきました。橙色の小さな花なんですが、ひとつに固まると勢いがいい。安倍内閣もタカ派に論功行賞組が加わってスタートしました。目指すは憲法改正と教育基本法改正をおりこんだ「教育再生」だとか。安倍さんは「政治の評価は結果です」という。結果をだすにはもっと身近な課題があるはすだが。(060928)

☆ 里山にゆっくり秋がー

 蝶や鳥もそうなんですが 花の名を覚えるのも苦手なんです。このピンクの花 もう何年も咲いているのですが 今回はじめて「カクノトラノオ」だと覚えました。秋晴れ 近くの里山を歩きました。谷戸の稲田はきいろく波うっていました。刈り取りはもう間近か アカトンボがせわしく秋の花を教えてくれます。「子どものころの田舎の風景ですね」と棚田で出会った人。そうですね と応えてしばし立ち話になった。(060920)

☆ 伊達政宗がめでた秋の花

一転 秋の長雨、しとしと降ってます。庭のシロハギが花をつけました。緑のなかの白い花は胡蝶の舞を思わせます。とはいっても しげしげと萩の花をながめるのははじめてでした。毎年 この時期には咲いていたのですが 気にもとめませんでした。シロハギの寺(五日市・大悲願寺=写真)ま人出 と新聞で読んで 関心をもったというお粗末です。伊達政宗も愛でた花だそうです。(060912)

 
☆ 自然が演じた?高齢化社会

 近くの自然公園での野鳥観察会に参加しました。鳴き声が聞こえ、枝が動くのですが 姿を捉えられない。でも参加者たちは17種を確認してました。私の目はもっぱら草木。はやばや落ちた枯れ葉が 蜘蛛の糸でやっと踏みとどまっていました。人間社会を演じてる と見たのは皮肉でしょうか。(060910)

 
 
☆ 空しく響く「美しい国へ」

 紀子さまのおめでた、「美しい国へ」とはしゃぐ安倍さん。話題に事欠かないのに どうしたことか気がすすまない。なんだか すべてが仕組まれているように思えてならないからです。それにしてもひどい。わが町の市長さんも含めて役人たちの乱脈ぶり あきれるばかりです。美しくないから「美しい日本」が夢物語のように語られ 受けるのですかね。(060905)

☆ 上京してきたクロアゲハたち

 9月スタート。きのう 近くの里山に出かけました。ハギもコスモスもまだ、蝶々だけがやたらと目につきます。この夏は 黒いアゲハの飛ぶのをよく見かけました。蝶のことはよくわからないのですが 話によると ことしは 南国のクロアゲハたちが 群れて東上してきたそうです。 (060901)

☆ 霞ヶ関のせみ

 蝉の声を聞くのは田舎住まいの特権でした。いまは都心の街路樹でも騒々しく鳴いてます。一昔前、自宅からの電話は蝉の声を気にしながらかけていました。そのうち霞ヶ関周辺の蝉の声も自宅周辺と変わらないことに気づいたのです。これさいわい 「いま○○省で取材中です」と自宅の蝉の声をBGMに会社に電話してました。練磨の上司はお見通し、「そりゃ ご苦労さん」とひとこと添えて電話を切った。いい時代だったのです。 
(060824)

☆ 出遅れた庭のセミたち

  けさ 庭先のあちこちでせみの抜け穴と抜け殻をみました。出遅れていたセミたちが一斉に羽化したらしいのです。10年以上も土にひそんでいて世の中に出てきてせいぜい1週間の命。枝木に残ったただの脱皮殻を「空蝉」と風流に呼ぶようになったのは このはかない命をいとおしんでのことだからでしょうか。
でも万葉時代には空蝉は『せみの器」の意味でしかなかったと言います。(060819)

☆ 8月15日がやってきた

 総理の靖国神社への強行参拝で いつになく心騒ぐ8月15日です。だから ひっそり映画でもみて過ごすことにしました。小学一年生の孫と「対馬丸」のアニメ、700余人の疎開児が海に没した戦時中の悲劇。映画「24の瞳」は、声高に叫ぶことなくひしひしと心打つ反戦映画。
わかってくれたかな 孫に「戦争」を伝えました。
(2006.8.15)

☆ 蓮の花 ひらいてました 

 梅雨が長びきます。それでも近くの蓮田の花は いつものように この時期 大きな花をつけていました。今年の花は一回り大きいですよ と地元の人たち。緑の稲田が広がる蓮田の周辺は ヒマワリ アオイ 夏の花が鮮やかです。ふだんは無口な農家の人たちもなごやかにみえました。花の効用でしょうか。(060726)

☆ きまぐれな天気

 戻り梅雨です。しとしと降っています。先日 石塀にはりついているカタツムリを見ました。土に産卵する時期のはずなんですが、カタツムリは石塀の日陰でじっとお湿りを待っているようでした。気まぐれなお天気に いちばん とまどっているのは、こんな小さないのちたち かもしれないと ふっと思いました。(060719)

 
☆ 遠い夏の思い出

 猛暑の日が続きます。夕べは ひぐらしのせわしげな合唱を耳にしました。「梅雨」だというのに 周りはすっかり真夏のようです。きょうは朝から 隣接の空き地でモーターがうなっています。のびきった夏草の刈りとりです。夏くさのあの青臭い匂いがただよってきました。そうだ 戦争が終わったあの暑い日にも この匂いをかいたっけー。(060714)

☆ かみしめたい詩

「二人が睦まじくいるためには/愚かでいるほうがいい」で始まる詩人吉野弘の「祝婚歌」は味わい深い。姪の結婚式に贈った詩だが、なかのこんな一節は いまを突いています。「互いに非難することがあっても/ 非難できる資格が自分にあったかどうか/ あとで 疑わしくなるほうがいい /正しいことを言うときは /少しひかえめにするほうがいい/ 正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと/ 気付いているほうがいい」。酒田生まれで故人。「吉野弘詩集」は愛蔵書の一冊でした。詩全文は http://bbs2.orange-e.net/?id=orenji
 

☆ 中田の引退宣言

 「Nakada」の引退宣言は突然でした。HPで読んだ引退の弁は説得力のある名文。スタッフをまじえて練りにねってきたのしょう。人生を旅になぞらえるのはよくある手ですが、それが古さを感じさせないのは 真摯な態度と熱意だったのかもしれません。ひさびさに、 ひとことひとことに思いをこめた文章に出会いました。 http://nakata.net/jp/
☆ きょうから7月

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 真夏を思わせる暑さです。そんな日に 涼しげなチョウをみました。温室のなかで軽やかにとんでいました。先日は赤坂のサントリーホールでのプラハ放送交響楽団の東京公演を聴きました。特別出演のブーニンが弾くモーツアルトは さすがに鮮烈。あふれるような響きのなかに浸りました。ほんのひととき 暑さを忘れました。

☆ 都心でのコンサート

 真夏日”のきのう 久しぶりの都心でした。赤坂のサントリーホールでのプラハ放送交響楽団の東京公演。特別出演のブーニンが弾くモーツアルトは さすがに鮮烈。あふれるような響きのなかに浸ってきました。2000の客席は ほぼ満席、S席(1.5万円)は、はやばや札止めだったとか。着飾った人がいるわけではない。さりげなく楽しむ中年の姿が目につきます。これが”成熟”というのだろうか、カフェテラスでゆっくりコーヒーをのんで 田舎に戻りました。
(060628)

☆ 無責任な人たち

 日本は世界にくみ伏せられました。サッカーのことです。”強い日本”を煽り立てていたTVや新聞は 掌をかえして 戦犯さがしで時をかせいでいます。その自作自演ぶりはいかにも見苦しい。でも それ以上に見苦しいのは、インサイダーまがいの手法で利殖をしていたこの国の中央銀行総裁なのかもしれません。(060624)

☆ ひっそり 花開いた水草

 アサザの花と きのう 出会いました。昔は湖沼などに群生していた水草、それが開発や汚濁で姿を消してしまっていたのです。環境庁も絶滅危惧種に指定して保護しています。一見 胡瓜のハナのようですが、よく見ると花の中にもう一つの花が開いているようにもみえます。近くの谷戸の池で ひっそり咲いていました。(060613)

☆ 46年前の あの熱気

 ワールドカップでのオーストラリアとの初戦 負けて残念でした。熱にあおられ 昨夜はTVに釘付けでした。パスをつなぐ小技はさすが、でも大技では相手が一枚上でした。TVも新聞も いや店や神社までもが ”侍ブルー”にわいています。これが少しは静まり、静かに「世界」が観戦できるなら初戦の負けもまた良しでしょう。46年前のこの日、国会議事堂を取り巻いた人波の中にいました(060613)

☆ 文化を役人に委ねたことのツケ

 高松塚の壁画のカビ発生に続いて 芸術選奨の受賞作に盗作疑惑がもちあがった。いずれも”加害者”は文化庁。かって 予算も人も中堅国立大なみ、地味な役所ですよ、と聞かされたことがある。それがとんだことで有名になってしまった。モノとカネが大手をふるいまの世、 文化だけは汚されたくないのだがー。(060608)

☆ 深夜に啼くホトトギス

 けさも キョッキョと甲高く響く鳥の声を聴きました。深夜、この啼き声は もの悲しげに聞こえます。ホトトギスだと知ったのはつい最近です。カップルの相手さがしか託卵できるウグイスなどの巣を探しているのだと友人から教えられました。巣から落ちた子鳥が深夜 親を求めて飛んでいる そんな姿を想像していました。でも 啼いて血を吐くホトトギスー もっと現実的だったんですね。(060603)

☆ あれ もう6月なんです
 わが家の南にある空き地の造成工事の準備がはじまりました。傾斜地にひろがる野生の蕗。踏みつぶされそうなので一株もらって庭に移植しました。ついでに摘んだ蕗、せめて薄皮だけでもと、指先が茶色にそまるほど熱心に皮をむきました。でも 茹でればあっという間ですよ と家人に言われて ちょっと力がぬけました。今夜は蕗入りご飯だそうです。(060601)

☆ アクセス 14万件になりました

 アクセスしていただいた件数 26日午後に14万件に達しました。ありがとうございます。このところ、コツ コツと響く音で目を醒ましていました。窓ごしにそっと覗くと庭にある櫻樹の幹に動く影を見ました。紅いベレーのアカゲラが幹をつついて幼虫を補食していたのです。樹には仕事の跡がなまなましくのこっていました。(060526)
  

☆ 一転 「真夏」の一日でした

 真夏のような強い陽ざし 野津田公園のバラ広場を歩いているだけで汗をかきました。とりどりに咲いたバラは華麗でした。そのネーミングにも なるほどと思わせるものがありました。手づくりの美しさとでも言うんでしょうか。 本当はいつのまにか花をつけた雑種の草花が好きなんです。(060520)
  

☆ そんなに急いでどこへ行く

 botan教育基本法が危なく揺れています。「共謀罪」の成立が急がれています。”政権末期”のどたばたと笑っておれない今国会です。二つの法案、「愛国心」や「合意」など人の心や心の持ちようにまで国や権力が介入、制約していこうというのですから。かっての「国歌・国旗」法案審議で「学校などでの強制はない」とくり返し答弁していましたが、それがいまー。(06.0516)

☆ はじめてのオペラシティ

  「初台ってどこ」 と聞かれました。西新宿に近い渋谷区初台のオペラシティです。第二国立劇場(オペラハウス)に隣り合わせた関連文化施設。一昔前、二国の建設場所をどこにするかで大騒ぎでした。そのため地図上では熟知していたのですが行ったのははじめて。いまごろになって 東京の大きさにとまどっています。関連 「鯰の見聞録」に

 ☆ 続 五月晴れ ホウの花

 黄金週間も残すは一日 わがやの帰省組も関西に戻りました。五月晴れもきょう一日とか。朝方 ふくらんでいた朴の花が午後にはいっきに咲きました。20個ほどの蕾のまだ2,3ですが、甘い香りをただよわせています。でも 虫たちの姿はみえません。誘われるのはものぐさな人間だけのようです。(2006.5.7)
 
 
 ☆ カーボン製のステッキ

  きのうの雷鳴はすごかったですね。奥多摩の山で尾根歩きの登山家が雷に打たれ亡くなりました。原因は持っていたカーボン製のステッキらしいのです。マナスル西壁の初登頂を果たした超ベテランにも、思わぬ落とし穴があったんです。そのころ わたしは皇居前で雨宿りをしてました。傘の軸はプラスチック製でした。
 

 ☆ 「負け組ゼロ」が勝った

 暖かい春がもどってきました。けさの新聞は衆院千葉補選での「ふつうの女の子」の当選を伝えています。「小泉劇場」に酔っていた観衆が われに返ったということでしょうか。「改革続行」より「負け組ゼロ」に票が動いたのです。そろそろ本物の政策論議を期待したいのだがー。(06.04.22)

☆チューリップに2度目の春

 きょうは強い春風が吹いています。桜は葉桜にかわって庭はいま花盛りです。オランダ産のチューリップも昨年に続いて2度目の花を咲かせました。掘り忘れていた球根が、生き残っていたんです。風が黒雲をふきはらって青空を取り戻してくれました。
☆ ほっとする出会い

 「品格」が話題になっています。旅先で出会った神代桜に「風格」を感じました。先夜 聴いた前橋汀子さんのヴァイオリンの音にもどこか品格がありました。培われてきた深い味わいというのでしょうか。いまの時代に ほっとする出会いでした。

☆ 春と冬を体感する旅

 思い立っての信越の旅でした。越後高田の夜桜をみて信州高遠で桜を楽しむツアー。でも花どころの桜はまだ、妙高山麓は深い雪でした。新潟で冬を体験して 神代桜が咲く山梨では汗ばむ陽気。日本の春と冬を一度に体感させてくれた旅でした。


☆ 咲きほこるさくら

 満開のさくらの下を歩きました。きのうの強風にも耐えて満面 薄紅色でした。地元のシニア仲間たちを案内して出かけた小山田の里 城址のさくらもいまが盛りと 咲きほこっていました。のびきったつくしんぼにゆく春を思いました。(写真)

☆ 丘陵はまだふゅの眠りでした

 一転 菜の花も色づいて里は春でした。町の桜は満開だというのに棚田の桜樹はまだ蕾のまま。残り花をつけた梅の木が寒そう。池のカルガモ夫婦も木株のそばに蹲っていました。里にもどると 桜は6分咲き、堀ったばかりの小さなタケノコが野菜スタンドに並んでました。2本1000円って安いのか高いのか、 春を置き去りにして帰ってきました。

☆ つめばら切らされた ゆとり官僚

 世間では人事の季節。かって局長級のポストにいた文部官僚が課長級に格下げされたという。かって取材上でのけんか相手。「ゆとり教育」が非難されて、旗振り役の彼が詰め腹を切らされたらしい。目立つことが嫌われる役人社会、映画評論家でもある異色の官僚にはやはり居場所が無かった。役人社会のおぞましさをまた見た思いです。
 
 ☆ いつの間にか新薬になじんでました

 信州から戻って播州へ。この一週間 風邪を抱えて旅をしてました。旅先でとびこんだ医院は漢方が得意の医師。もらった4種類のくすりも漢方薬。掌に山盛りになるほどの散薬。副作用がなく、じわりと効く、といわれたもののやはり不安。帰宅後、新薬に頼ることになりました。やっと快復。いつか せっかちになってしまっていた「自分」を考えました。(060318)

☆ 花開いたフクジュウソウ

 この暖かさに 庭の福寿草が一気にふくらみました。陽ざしに向かって一斉に花を開かせています。みんなで一斉に、というのがこのところのはやり。フクジュウソウは待ちかねた太陽への賛歌なんでしょうが、政治の世界での”一斉”はなんだか

 ☆ 手作りバックに企業化の波

 手作り布製の手提げバックを愛用しています。京都の一澤帆布製。堅牢でシンプルさが気に入って40年近く使っています。いまは3代目。その一澤でお家騒動、製造もストップとか。その昔 ガラスのあるしもた家、奧でひっそり縫製する職人の姿をみました。昨年、店には品数が増え、観光客でごった返していました。メジャーになっていたのです

☆ 目ざめたネコヤナギ

 日だまり庭 意外なところで春をみました。家人が活けおえたネコヤナギ バケツの中で芽をふいていたのです。カラをのこした銀ねずの花芽、それは春をよぶ小鳥のように見えました。枯れかかっていたこの小枝 ひそかに春を蓄えていたようです(060228)

☆山頂はモノクロの世界でした

 もう新芽の季節かな きのうひさしぶりに山道を歩きました。いつもの仲間たちと陣馬山でした。台地のような低い山ですが この日の山頂は雪、ガスにつつまれ富士山も望めない。雑木林の黒い幹 枝がゆれるのは黒い烏のしわざ。木の芽はまだでしたが 一帯は墨絵を見るようでした。山はまだ冬でした。(060224)

☆ 「ガセネタ」ですか

 「あれはガセのようです」 他紙のトクダネに、くやしまぎれに つい弁解したものです。電話の向こうで怒るデスクを こんな一言で宥めて、反証さがしに駆けずりました。「ガセネタ」と聞いてあのころを思い出します。真偽のほどはともかく 時の宰相が国会答弁でつかう言葉でないことだけは確かです。

☆ 利便とひきかえに

 ちょっとショックですが、わが家の南面に五棟の住宅が建つようです。眺望が奪われるうえに 日照も心配になってきました。開発が進んでやがてはと覚悟はしていたのですがー。「しょうがないか 40年 景観を楽しんできたんだから」。そう慰めながらも 「高さ制限」「日陰規制」など建築用語のページをくっていました。(060213)

☆ 3度目の雪化粧

 この冬 3度目の雪でした。明け方 響いた音は早起きの人の雪かきの音でした。道の雪はすっきり消えてました。雪には縁がなかった瀬戸内育ち いまだに雪にあこがれます。雪国の人には とんでもない と言われそうですがー。雪をかいていた方も東北出身でした。

☆続スバル360

「あのとき 貴兄は免許取り立て、車ラッシュの夜の中野坂上交差点 そのど真ん中でエンストして立ち往生、酔いが一気に醒めたことを思い出します」。その昔 淀橋署(現新宿署)に詰め、警察まわりをしていた他社の旧友からとつぜんメールが届いた。いや 驚きました。まだ”生き証人”がいたんです。なつかしくもあり インターネットの伝搬力のすごさをあらためて教えられました。

☆ なつかしい車 スバル360

 本屋でミニカーを買ってきた。1960年代 わがやの足だった「スバル360」。駐車中に軽々移動させられたり、トラックに接触、すっ飛ばされたこともある軽乗用車。それでも名車、通勤に、買い物にあえぎながらも急坂を運んでくれた。乳母車かわりになじんだ息子から、「本屋にあるよ」と教えられて再会した。

☆ 続 世界遺産の暮らし

 雪の白川郷は夜祭りのようなにぎわいでした。通りの店さきにたちどまる観光客、ライトアップされた民家に向けてカメラとデジカメが並ぶ。懐中電灯をたよりに村のはずれを歩いてみました。雪の壁に灯りがみえる。ほこらのなかでちいさなお地蔵さんがわらってました。やっと村里を感じました。

☆ 世界遺産の暮らし

 駅近くからバスが出ると聞いて白川郷をめぐるツアーに急きょ 参加しました。郡上八幡の清水 永平寺の冷たい長廊下 白川郷の夜景。厳寒覚悟の参加でしたがそれが案外 ぬくもりが感じられる旅でした。ライトアップされた合掌造りからちょっと外れた合掌造りの集落、そこはモノローグの世界。ほのかな灯りに 名もない暮らしが想われれました。(1/22)

☆ 小泉さんのふるさと

 スイセンをみながら山にのぼってみないかと誘われて三浦半島の大楠山に行ってきました。原子力空母の寄港地と小泉さんの実家がある横須賀。低山ながら急さかの道 里山の道 川の飛び石を辿る道 変化にとんだ12`でした。おめあてのスイセンはぽつりぽつり。菜の花畑は勢いがいい。山は太平洋と富士山が望める景勝地、目をおとすとゴルフ場と米軍施設がひろがっていました。

☆ どんど焼き

 旧正月の15日夜 近くの稲田でどんど焼きがおこなわれました。青竹のはじける音。あ そうだ きょうはどんどの日だ と注連飾りをもって駆けつけたのですが もう下火。残り火に照らされた子どもたちの顔に季節を感じました。ささやかでもいい やはり残しておきたい年中行事です
 
☆ 12年前の戌年 

 捜し物をしていたら12年前の「犬」がみつかった。戌年にちなんで知り合いの彫刻家がつくった置物。いい天気 陽の当たるベランダに置くと命があるように見えました。そのころは現役 わたしも空しく吠えていたっけー。村山内閣が発足、松本サリン事件が起きた年でした。

☆ 冷え込んだ朝 

 けさはこの冬一番の冷え込み。周辺は霜がはりついて白一色、遠くに見える丹沢の山もくっきり縁取りされてました。ひさしぶり鶴見川にそって小山田を歩きました。枯れ木の枝にアオサギがぽつんと一羽。川面をながめてました(20060101)